不発
翔はポケットから青色のカードを取り出した。
「ん?てめえなんでリングを二つももってやがる。そんなのありかよ。」
男は少し驚いたがどこか笑っている。
翔は青いカードを青いリングにあてた。
、、、、、、、、、!?!?
何も起きない、どういうことだ??
同じカードとリングなら能力が使えるんじゃないのか??
すると男が笑いながら言ってくる。
「へえー、そういうことか。なんだよ、びびらせんじゃねえよ。」
男は新たなカードの力を使う。
しかし特に変わったことは起きない。
??今確かに能力を使ったよな?
急に男が動き出した。ものすごいスピードでこちらに迫ってくる。
くそっ、接近戦か。
しかしここで翔は心の中で驚いていた。
いままで喧嘩くらいならしたことはあるが命を懸けた勝負なんて初めてだ。さらにカード、能力、様々な不確定要素を加えた勝負で普通の人ならば動くことさえできないであろう。
相手は明らかな経験者。立場的にいうと圧倒的に不利な状況だ。
なのに、、、自分がここまで動けるなんて。
まるで一度経験しているかのような動き。
相手のこぶしがすぐそこに迫る。
翔はすぐさま防御態勢をとった。
しかし、ここでの考えが甘かった。
喧嘩は得意なほうではないがこのくらいのパンチなら受けきれると、、
翔の腕と相手のこぶしがぶつかる。
ミシミシ!!
ただのパンチではないほどの衝撃が腕を走る。
翔はすぐさま後方に跳んだ。
、、、、ちくしょう、腕が、、




