発動
そんなことはおかまいなしに次の火の玉が飛んでくる。
くそっ、翔はわけも分からずに避けた。
「おいっ、一体どうなっているんだよ!!」
八つ当たりのように男に尋ねた。
男のほうはかなり危ない状態だと分かっているのに、、、
「黒のカードを、、リングに、当てろ、、、」
弱々しい声が返ってきた。
黒のカード??
翔は言われるがままポケットからすべてのカードを取り出し黒いカードを探した。
あった!!
翔が手にしたのは炎の絵柄がかかれているカードだ。
翔は自分の持っている黒いリングに黒いカードを当てた。
触れた場所からとてつもないパワーを感じる。
な、なんだ??
その瞬間目の前は真っ白になり、相手にむかって何かが飛び出した。
、、、炎??
間違いない、手のひらサイズくらいの炎だ。
しかし、なぜだ?
炎が、、黒い。
黒い炎のカードから黒の炎がでてきた、、
さすがに偶然じゃないよな?
炎は相手めがけてまっすぐ飛んでいった。
しかし、威力が弱かったため届くころにはろうそくの火のようだった。
手のひらではたかれ消えてしまった。
休む間もなく次の炎が飛んでくる。
翔が放った炎よりも数倍は大きい。
スピードも桁違いだ。
やばい!!よけきれねえ!!
翔は顔を腕で覆って目をつむった。
大きな爆発音が聞こえる。
、、、、、、、、、あれ?熱くないし痛くもない。
翔はそっと目を開いた。
!!! なんだよあれ!?
目の前には人が通れそうなくらいの大きな輪が浮いていた。
横には先ほどの女性が立っていた。




