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蒼玉の王妃

作者:桜 みゆき
 とある時代、とある国にその瞳を蒼玉、サファイアと称えられる王妃がいた。
 彼女、ウェルリーズには実息で王太子のアザリス、そして、義息でアザリスの異母兄にあたる、リアン。二人の王子がいた。
 ウェルリーズとリアンは、歳が割と近く、母子、というよりは姉弟のような関係性ではあったが、円満な家族関係を築いていた。

 だがある日の事、リアンはその関係性を一変させる一言を、ウェルリーズに言い放つ。

 崩れる関係と、変わってゆく想い。

 その先に待ち受けるのは―――

※自サイトにて公開中
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