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我が家の評判
「そういえばミッシェル様は国王様にお会いになったんですか?」
「まだ会ってないわ。 まぁ会えば多分口煩い事を言ってくるだろうから、会話は最低限にするつもり」
そう言ってため息を吐くミッシェル様。
「エレシアが羨ましいわ、家と違って家族仲良いし」
「我が家はお父様と私だけですし必然的に仲良くならないといけませんでしたから……」
「でも、大抵の貴族は再婚するわよ」
「お父様はお母様の事を本当に愛してましたから」
「そこが評判が良い理由なのよね、私のいる国でも『死んだ後も愛妻を想い家族を優先する公爵』として憧れられているわよ」
マジですか……。
「……て美化されてるみたいですわよ」
その日の夕食、私はミッシェル様から聞いた話をお父様に話した。
「そんな話になっているのか……、しかも他国にも広まっているとは」
どうやら初耳だったみたいで驚きの表情をしていた。
「俺としてはエレシアの幸せが優先だったから再婚なんて頭に無かったな」
「話すらなかったんですか?」
「親戚からはあったけどいつの間にか無くなっていたな、何故かわからんが。 まぁ俺はモテる様な所は無いし結婚して娘が出来た事自体奇跡に近い事だからな」
娘の私からしてお父様はカッコいい部類に入ると思うけどなぁ……。




