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「まさに踏んだり蹴ったりでつ」

 埋もれたままの緑丸、顔面には草履の跡がクッキリだ。


「早く巻物をお城まで!」


 だが今度は


「この風魔一族に巻物を渡してもらおうか? おっと、貴様を風上に回すわけにはいかん」


「屁こたれの術って、そんなに有名なんでつか」


 迫り来る三つの影。だがここで


「伊賀忍法 ナナフシの術!」


「ナナフシ? あの木の枝そっくりの虫か?」


「ハッハッハ、キミらに見破られ……そうでつ」


 辺り一面、原っぱだった。


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