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パーティーから追放された僕の最弱スキル『武器強化』が、気付いたら最強スキル【武器錬成】に進化していた件  作者: 五月雨前線
第2章

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第39話 問題のフレーズ

少し投稿が遅れてしまい申し訳ありませんm(_ _)m

「!?!?!?」


 突然現れたミラエルに抱きつかれた僕は、驚きで咄嗟に声が出なかった。


 ノルドとスーナさんが見ている前で、ミラエルに抱きつかれている。その事実を認識すると、途端に猛烈な恥ずかしさが込み上げてきた。かあああっと頬が熱くなり、心臓がどくんどくんと強く脈打ち始める。


「リューオ……リューオ……ずっとリューオのことが心配だったから……目が覚めて本当によかった……」


 ミラエルは僕を強く抱きしめながら、言葉を絞り出している。


「えっ、と……その……色々心配かけてすみません。ついさっき目が覚めました。体の調子も良さそうです。ミラエルは大丈夫ですか?」


 動揺しながらも声をかけてみると、ミラエルは言葉を発さず、こくりと首を縦に振った。よかった、とりあえず安心だ。


「なんだいなんだい! まだ明るいのに随分アツアツじゃないかい! こういうのを見せつけられると、おばさんテンション上がっちゃうよ!」


 スーナさんがさも嬉しそうに声を上げた。先程とは打って変わって、俄かにテンションが上がっている。まずい、なんか嫌な予感がする……。


「青春だねえ……私も、今の旦那と昔こういうことをしてたなんて信じられないよ……。それでそれで、2人はどこまで進んでるんだい? もしかしてもうヤっちゃったとか?」


「スーナさん!! 何を言ってるんですか!! 流石にそれはまずいですって!!」


 慌ててノルドが止めに入った。流石にまずいと自覚したのか、「ごめんね、口が滑っちゃったよ」とスーナさんは胸の前で手を合わせる。


 かなり口が滑りましたねえスーナさんっっっ……!! 恥ずかしさで顔から火が出そうだ。ミラエルが問題のフレーズを聞き逃してることに期待したいが、スーナさんの声の大きさ的にそれは望めそうにない。


「……後で私の部屋に来て」


 その時。突然ミラエルが僕の耳元で囁いた。


「え?」


「来て欲しい。話したいことが沢山あるの。……だめ?」


 それは、縋るような声音に聞こえた。痛いほどの胸の高鳴りを感じながら、僕は反射的に首を縦に振ってしまった。


「……ありがとう。待ってるから」


 ミラエルはそう言うと、僕から体を離し、そのまま病室から出て行ってしまった。残された僕はベッドに腰を下ろし、火照った頬に右手を当てる。


「まさかリューオとミラエル様がねえ……良いものが見れたよ。リューオはかなり回復してるようだから、もう病室から寮に戻ってもよさそうだね。どうするリューオ、寮に戻るかい?」


「あ、はい、戻って大丈夫なら戻りたいです」


「分かった。じゃあ今から寮に戻りな。病室の後片付けとか諸々の手続きは全部こっちがやるからさ。いやあ、実に良いものを見れてわたしゃ幸せだよ」


 スーナさんはそう言い残すと、鼻歌混じりで病室から出て行ってしまった。残された僕とノルドは顔を見合わせ、お互いに苦笑を浮かべた。


「悪いなリューオ、スーナさんはテンションが上がるとああなっちゃうんだ」


「いえ、大丈夫です。びっくりはしましたけど……」


「まあそうだよな。取り敢えず、リューオは部屋に戻ってゆっくり休んでくれ。これからのことはまた後で話し合おう。俺は任務があるからここで失礼する。じゃあな」


 ノルドの背中が遠ざかっていく。僕は迷いつつ、「あの」とノルドの背中に声をぶつけた。


「何だ?」


「……さっきミラエルに、部屋に来て欲しいと言われちゃいました。女性の部屋に行くなんて初めてで、勝手が分からなくて……何か意識した方がいいこととかありますかね……?」


 こんな質問をするのはおかしいかもしれないと思いつつ、既婚者で頼りになりそうなノルドに質問をしてしまった。僕の質問を受けて、ふふっ、とノルドは微かに笑う。


「青春だな。さっきスーナさんがあそこまで興奮してたのも納得だ」


「…………」


「難しく考える必要はない。相手の気持ちに寄り添って行動出来ればいいんだよ。ミラエル様のこと、よろしく頼んだぞ」


 ノルドはそう言い、ぽんと僕の肩を叩くと、すたすたと病室から出て行った。

 残された僕はベッドから立ち上がり、寮に向かう。少しだけ頭が痛いけど、それ以外はなんともない。治療をしてくれた方々に感謝だ。


《お久しぶりです、リューオ様。2週間ぶりですね。大博打に打って出た時はヒヤヒヤしましたが、現在リューオ様がご壮健で私は嬉しいですよ》


 寮に向かう途中、僕は神級スキル『武器錬成』に脳内で話しかけられた。


(久しぶり。ごめんね、この前は無理言っちゃって。神級スキルのお陰でなんとかなったよ。ありがとう)


《例には及びません。私はリューオ様の指示に従ったまでです。命を賭して博打に打って出て、その博打に勝ったリューオ様とユミナ・ブルークイーン、錬成した武器を以て八鬧と戦ったミラエル・ソードフレア、及び最後までサポートを続けたキュオル・マイズロードの功績ですよ》


※第40話は2026年5月11日の午後8時20分に投稿します。お楽しみに

ロッテ敗北……カード勝ち越し出来ず(´・ω・`)


俺たちは応援することしか出来ないから応援し続ける!


まだシーズンは終わってない!


これから鴎の逆襲が始まる!


マリーンズファイティン!

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