表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
第5章 聖地
96/356

30

サブストリート4番街


「『黒く燃え盛る雷の槍』!」


「がわぁぁぁ!!」


「あ、勢いまって使っちまった……」


漆黒の槍に雷を纏った一撃が薄汚いローブを着た男を直撃。

男は完全に意識を失って地面に倒れてしまった。


なかなか強い技なので死なかったのは運が良かったのだろう。



「にしても変だな……」


既に4番街にいるテロリストは全員気絶または拘束した。


おかげで現在4番街は爆発が起こらないでいるのだが…


「何でこいつらこんなに弱いんだ?」


そう、テロリストにしては弱すぎる。


魔法陣による爆発も、壁すら破壊できないくらいの小規模爆発が少なくなかった。


『ユグドラシル』を使わないといけない規模の爆発は最初のみでその他は……



「……あ、そうか。

灯台下暗しってやつだな!」


俺はデスパイア産のことわざという言葉を使ってみた。


テロリストは恐らく二つの隊に分かれて行動している。


さっきの奴らの様に魔法陣で爆発を起こすグループ。

放送があったように『統治機関』と取り引きするグループ。首謀者は恐らくこのチームだ。


爆発の規模は魔法陣を書く者の魔力にも左右される。 つまり最初メインストリートで起こった大爆発は首謀者、またはその側近が起こしたものだろう。


「……てことはミイ達があぶねぇ!」


1人でシリアスな空気を醸し出した俺はメインストリートへ向かう為にサブストリートを駆け出した。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ