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『くくく、中々の上物のロリだなぁ』
『んー!んー!』
縛られたミイの太ももに手が伸びていき……
「ぶふぉぁあっ!!太もも!太もも!太ももぉぉ!!」
「お姉ちゃん離して、こいつ一回殺さないと正常に戻らないみたいだから」
「ちょっとミイ!」
「だめだぁ!太ももは俺が頂くんだぁっ!
そのちょっと見えている部分が……ぶふぉぁあっ!!」
「……レン君大丈夫?」
「……鼻血出して倒れてるわよ」
……スカートとニーソの間の黄金領域マジで神。
と、こんな感じで騒ぎながらテレポーターのあるところへ着いた。
「ふぅ、ちゃんと切符持った?」
「持ったー」
「うん」
テレポーターは行き先の切符を持って箱のような中に入れば転移できるのだ。
「じゃあ転移おなしゃす」
『ニート(NEET)へ転移します。
しばらくお待ち下さい』
機械音とともに真っ暗な箱が軽く震え始めた。
ウィンッ
『ニート、ニートでございます。
足元にお気をつけ下さい』
何故か到着したときだけ鼻声の男性の声だった。