表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
第4章 最弱高等学校
52/356

16

全く、俺たちが頑張って試合(主にミイ)してるのに何て奴らだ!


「そろそろ決勝戦だなぁー」


「そうね」


次は準決勝なのだが、おそらく今まで同じく魔法は大して使えない生徒だろう。

それか喧嘩が強い奴とか。


「あ、レン君ミイ!」


珍しく二人きりで暇つぶしにしりとり(デスパイアで大人気の言葉遊び)をしていると、準決勝を終えたエレナとそのペアが俺たちの元にやってきた。


エレナのペアは派手な金髪を肩まで伸ばしたロン毛野郎だ。

しかもちょっとイケメンでムカつく。


「君がレン=アクセル君かい?」


金髪野郎が俺に話しかけてきた。


俺より背が高いからって見下ろすなよクソ野郎。


「はいこんにちは」


俺は立ち上がるとその場を離れた。

金髪は俺だけでキャラは揃ってるんだよ!


「ちょ、ちょっと待ってくれ」


「はいこんにちは」


俺を追ってきた金髪が肩を掴んできた。


痛い!死ぬ!とか言って倒れてもがいたらどうなるかなぁ……


「君……レストルトさんの幼馴染なんだって?」


「はいこんにちは」


俺は適当に頷くと金髪の手を肩から除ける。


もう!うざいんだから!


「僕が君達に勝ったら、金輪際レストルトさん…エレナに話しかけないでくれるかな?」


「了解しましたけど死なないで下さいね」


「へ?」


早口で返事をすると俺はその場を立ち去った。





「いやぁぁ!イライラするぅっ!ムキィーッ!」


金髪ナルシストクソ男から離れると俺は本部の元へと歩いていた。


あんな奴の名前は金○で十分だ!


本部に着くと担任の先生を見つけて話しかける。


「決勝戦ってどのフィールドでやるんですか?」


「えっとね、たしか1番フィールドでやる予定なんだけど……」


「分かりました!」


俺は即座に返事をすると1番フィールへ走っていった。


「……本当に困った子だわ……」


女教師はマーキングされた胸を服の上から抑えるのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ