第一章外伝②:同人誌の感想
ジャンヌダルクが大須で買った、同人誌の内容と本人の感想。
果たしてお値段以上の価値はあったのか?
私は4冊の同人誌を<まそだらけ>で買った。
漫画本は週刊ジャヲプくらいしか買わない私だから、同人誌と言うものを購入するのは実は初めてだった。だから、包んであるビニールを剥がすときに期待で胸が膨らんだ。
同人誌は薄い本だから、すぐに読めてしまったが、ただそれで終わりと言うのもなんなので、とりあえず一冊ずつ感想を述べるとしよう。別に漫画評論家ではないから大したことは言えないだろうが、感想は感想である。自分の中で勝手に評価して怒られるようなシステムは世の中には無い。
では、まず一冊目。タイトルは「Wえっくすによろしく」から行こう。
「BEダンシング」の同人誌で、私の愛する六条睦月君とこれまた美少年の神崎俊樹君が明らかにデキてしまっている感じの表紙に惹かれて買ってしまった。値段は500円。
表紙の画力が高いから中身も期待したのだが、残念ながらちょっと期待外れった。シュチュエーションが甘く、ノリが軽く、ある意味同人誌らしい薄っぺらい内容が最後まで続いた。原作の事をあまり知らずに描いたのかなという人物描写の浅さも気になった。総合して点数にすると、40点くらいだろう。ほとんど絵の得点である。
二冊目は、「フライングエイジ」。
これも「BEダンシング」の同人誌だ。買った理由は一冊目とほぼ同じ。恰好いい六条君が描かれていては買わずにはいられなかった。値段は700円
一冊目の本と比べて、こちらはなかなか良い内容だった。原作をよく知っている人が描いているんだなと言うのがわかる。六条君がちゃんと六条君らしかった。他のキャラクターも手を抜く事無く書いているし、話の展開もこちらのツボをそれなりに突いてきた。しかし、ちょっと全体的にパンチ不足と言うかときめききれない物足りなさは感じてしまった。終盤がやや龍頭蛇尾だったのも残念である。点数をつけるなら、65点くらいだろう。
3冊目は「ともたの落書き」だ。
「バニシングエリュオン」と言うロボット漫画の同人誌は珍しかったので買った。お値段は200円で安いのにも惹かれた。しかし、先に気づくべきだった。こんなに安いのには何かあると。
激ウマな表紙を持つその本を開くと、そこには鉛筆で書いたような恐ろしく粗い原画のような絵が描かれていた。何ページめくってもその粗さは変わらない。これでは、私の心はときめくはずもなかった。なんだこいつは!? と、某三国志の武将のように衝撃を受けた私は、最後のページの作者コメントを見ると、そこには悲しい事実が書かれていた。
「こんな絵でスイマセン~諸事情があって今回のcomケット57にこのような形でしか間に合わせることが出来ませんでした。次回のサンクルケット21には完成型+α」を持っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします~」
つまり、間に合わなかったから見切り発車したのか。上手とは言え勘弁願いたい……そもそも諸事情って一体何なんだろうか? ひょっとすると、普段は漫画家をしてるのかもしれない。それなら忙しくてもそこそこ納得がいく話だ。
点数は、つけるとしたら15点だろう。ちょっと損した感じだ。
ただ、らくがきとつくタイトルで疑わなかった私にも落ち度があると思う。
最後のの一冊は「ふんばりけ」。お値段100円
まく朗に勧められて買ったが、内容があまりにもアレだったのでここで特に述べることはしない。
素直に、マイナス26点をつけておくとしよう。
以上。
4冊を総合してみると、ちょっとお値段分の価値があったとは言い難い。
しかし、初めての同人誌だしとりあえず記念にとっておこうと思う。




