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醜男だった俺が、男女比1:500の世界で王と呼ばれるまで  作者: きなこもち
第1章 『1:500の世界で、俺は初めて欲しがられた』

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「推しじゃなくて、現実の女」

 


 仮住居は、思っていたよりまともだった。


 もっとこう、保護局だの安全管理だのと言うからには、無機質な施設みたいな場所を想像していたのだが、案内されたのは駅から少し離れた高層マンションの一室だった。

 外観は新しく、エントランスにはオートロックがあり、内廊下まで静かだ。

 部屋も一人暮らしには十分すぎる広さがある。

 家具家電は最初から揃っていて、生活感だけが抜け落ちている。


 モデルルームみたいだ、と朔也は思った。


 人が住むための箱なのに、誰の匂いもしない。


「ここを、あなたの当面の住居とします」


 紗良が淡々と言う。


「は…」


「必要物資は順次搬入されます。外出は事前申請制。来客は原則禁止。窓際にはあまり長く立たないでください」


「待って」


 玄関に立ったまま、朔也は手を上げた。


「情報が多いって」


「必要です」


「必要でも多いんだよ」


 振り返った紗良は相変わらず無表情だ。

 こっちは事故のあとからずっと脳みそがパンク寸前なのに、この女だけ妙に平然としていて腹が立つ。


「…何でマンションなんだよ。もっと病院みたいなとこじゃないのか」


「あなたを一般の施設に置くほうが危険です」


「だから、その危険って何」


「見たでしょう」


 短い返答だった。


 見た。確かに見た。


 街に出れば女が振り返り、店に入れば触れられ、花屋では花を押しつけられた。

 あれを全部偶然だと言い張るほど、自分ももう鈍くはない。


 でも、だからって。


「…まだ信じられないんだけど」


「信じる必要はありません」


「じゃあ?」


「慣れてください」


 簡単に言うなよ。


 喉まで出かかった言葉を飲み込む。


 紗良は靴を脱いで室内へ上がり、ひと通り設備を確認し始めた。

 警備会社の端末、インターホン、窓のロック、備え付けのスマートロック。

 動きに無駄がない。こっちがぼんやり立っているのが馬鹿みたいに見える。


 朔也もようやく靴を脱ぐ。


 玄関を上がった瞬間、見覚えのない生活空間の広さに少しだけ目が回った。

 自分のものじゃない場所。なのに、当面ここが自分の居場所になるらしい。


「…家賃とかどうなんの」


「後で説明します」


「絶対高いだろ」


「気にする必要はありません」


「あるだろ普通に」


「普通、ではないので」


 その一言に、また言葉が詰まる。


 普通じゃない。


 もう何度も聞かされた。たぶんこれからも嫌というほど聞くことになるのだろう。


 部屋の中央にはローソファとローテーブル。奥には小さめのダイニング。

 さらにその奥にキッチン。カーテンは閉じられていたが、窓の向こうにはかなり高い位置の光が滲んでいた。


 朔也は紙袋を抱えたまま立ち尽くす。


 手の中には、さっき花房環奈に押しつけられた花がまだある。


 どうすんだよこれ。


 ゴミ箱に捨てるのも違うし、飾るのも変だし、でも持ったまま突っ立ってるのはもっと変だ。


「それは花瓶へ」


 紗良が背を向けたまま言った。


「え」


「キッチンの棚、右から二番目に簡易のものが入っています」


「何で知ってんの」


「事前確認済みです」


「そういう意味じゃなくて…」


 何で花瓶に生ける前提なんだよ。


 でも、捨てろと言われなかったことに妙な安堵を覚えた自分が少し嫌だった。


 言われた通り棚を開けると、小ぶりのガラス花瓶が入っていた。

 水を入れ、環奈からもらった花を差す。たったそれだけで、部屋の隅に急に色が生まれる。


 そのささやかな変化が、余計に現実味を持ってしまって困った。


 今日、本当にあったことなんだ。


 花をもらった。


 前髪を触られた。


 可愛いって、聞き間違いでなければ、そう言われた。


「…終わりました」


 口に出すと、自分で何の報告だと思った。


 紗良が一瞥する。


「悪くありません」


「だから、その評価基準何なんだよ」


「花との相性です」


「絶対違うだろ」


 即答すると、紗良はほんのわずかに目を細めた。


 それが笑いなのか、単なる瞬きの長さなのか、まだ読み取れない。


「今日はもう外出しません」


 紗良はタブレットを操作しながら言う。


「ですので最低限の説明と、明日以降の行動指針を共有します」


「説明、ね」


 ソファに座る。


 柔らかすぎないクッションが、逆に落ち着かなかった。

 自分の部屋じゃないところに座る時特有の、居場所のなさがある。けれど身体の疲れは正直で、腰を下ろした瞬間に全身が少しだけ緩んだ。


 紗良はテーブルの向かいへ座る。距離は十分ある。あるはずなのに、この女と向かい合うと常に圧がある。


「まず」


 タブレットの画面を軽くこちらへ向ける。


「この国の現行人口比率は、およそ男性一に対し女性五百です」


「…は?」


 即座に変な声が出た。


「繰り返します。男性一、女性五百です」


「いやいやいやいや」


 待て待て待て。


「何そのバグった数字」


「事実です」


「事実でも意味わかんないんだけど」


 五百って何だよ。桁がおかしいだろ。戦争でもあったのか。SFか。


「長年の出生偏差と生存率の変動により、現代ではこの数値が一般化しています」


「一般化って…」


 さらっと言うな。


「男性は出生段階から登録管理の対象となります。特に成人に達した男性は、社会的にも法的にも優先度が高いです」


「……は」


「あなたが病院で過剰に注目された理由の一端がこれです」


 一端ってことは全部じゃないのかよ。


 そこまで考えて、嫌な予感が背筋を這う。


「…じゃあ、男なら誰でもああなるのか」


「誰でも、ではありません」


 紗良の声は少し低くなった。


「数が少ないだけなら、ここまでにはなりません」


「じゃあ何だよ」


 紗良は一瞬だけ黙った。視線が、朔也の顔をまっすぐ見る。


「美醜の基準が違います」


 静かな声だった。


「あなたが前提にしている感覚と、この世界の審美は一致しません」


 頭の中が一拍、真っ白になる。


 そこでようやく、ばらばらだった断片がひとつの線になりかけた。


 女たちの目。


 手の止まり方。


 触れた時の息の乱れ。


 可愛い。似合う。見応えがある。


 それ全部。


「…やめろよ」


 気づいた瞬間、吐きそうになった。


「そういうの」


「事実です」


「事実でも嫌だ」


 嫌だ、というのは本音だった。


 受け入れたくない。あまりにも都合がよすぎる。

 男が少ないだけじゃなく、美醜感覚まで逆転してる?

 そんな都合のいい異世界転生テンプレみたいな話が現実であるわけないだろ。

 いや、現実じゃないのかもしれないけど。けど。


「俺の顔、見ただろ」


「見ています」


「体も」


「はい」


「それで?」


「極めて目立つ、という評価です」


 さらりと言われて、朔也はソファの背にもたれたまま天井を仰いだ。


 頭が痛い。


「…無理」


「何がです」


「意味がわからない」


 こんなの、処理できるか。


 前の世界で笑われてきたものが、この世界では価値になる。しかも男は少ない。

 だから自分は、街で普通に視線を浴び、触れられ、放っておけないみたいな顔をされる。


 理屈として並べられれば、たしかに今日の出来事には説明がつく。


 つくのに、感情が一切ついていかない。


 だって俺は、自分の顔を知ってる。


 鏡を見るたび、写真に写るたび、ずっと知ってきた。


 豚って言われた。笑われた。好きになる資格なんてないみたいに扱われた。自分でもそう思っていた。


 それが、世界が違えば価値になる?


 そんなことで、今までの傷がなかったことになるわけないだろ。


「…気持ち悪い」


 ぽつりと漏れる。


「自分のことですか」


「全部だよ」


 即答した。


「こんなの、都合よすぎて逆に気持ち悪いだろ…」


 紗良は何も言わなかった。


 慰めない。否定しない。ただ黙って見ている。

 その沈黙が、変に優しかったらもっと腹が立っただろう。だからこそ少しだけ救われる。


「今日みたいなことは、今後も起こります」


 やがて紗良が事務的に言った。


「むしろ増える可能性があります」


「最悪だ…」


「対策は講じます」


「講じてもゼロにはなんないんだろ」


「現実的には無理です」


「最悪」


 二回言った。


 もうそれしか出てこない。


「基本方針として、不要な単独行動は禁止です」


「はいはい」


「投げないでください」


「投げたくもなるだろ」


 返すと、紗良は指先でテーブルを一度だけ叩いた。


「あなたはまだ、自分の反応がどれだけ相手を刺激するか理解していません」


「またそれ」


「見上げる、怯える、赤くなる、声が上ずる…」


 ひとつずつ並べられて、朔也は本気で顔をしかめた。


「やめろ、具体的に言うな」


「具体的に理解すべきなので」


「嫌だって」


「嫌でもです」


 くそ真面目な顔で言うな。


「それらはこの世界では、庇護欲や欲情を強く煽る要素です」


「…欲情って言った?」


「言いました」


「普通に言うなよ」


「普通の単語です」


「俺にとっては普通じゃないんだよ!」


 声が大きくなった。


 沈黙が落ちる。


 数秒遅れて、自分の耳まで熱くなるのがわかった。みっともない。何ムキになってんだ。

 童貞オタクが性欲って単語に過剰反応してるみたいで最悪だ。


 いや実際そうなのかもしれないけど。


「…すみません」


 ぼそっと言うと、紗良は少しだけ眉を動かした。


「何に対してです」


「声でかくしたの」


「別に構いません」


「そういうとこ何なんだよ」


 つい言ってしまう。


「もっと引くだろ普通。キモって顔するだろ」


「しません」


「何で」


「する理由がないので」


 あまりにも即答だった。


 朔也は喉の奥が変に詰まるのを感じた。


 この女、本当に一ミリも躊躇わずに言うな。気休めで言ってるふうにも見えない。だからたちが悪い。少しでも嘘っぽければ、どうせそういう仕事なんでしょで片づけられるのに。


 そこへ、インターホンが鳴った。


 ぴんぽん、という軽い音。


 朔也はびくっと肩を揺らす。紗良がすぐに立ち上がった。


「物資です」


「え、もう?」


「手配済みです」


 早いな。


 紗良は玄関へ向かい、モニターを確認してから応答する。やり取りは短い。数十秒後、ドアの向こうから箱を運ぶ音がいくつか聞こえた。


 段ボールが二箱と、紙袋が三つ。


「最低限の生活用品です。確認してください」


「最低限って量じゃないだろ」


「あなたの基準ではそうかもしれません」


 またそれか。


 朔也も渋々立ち上がり、箱を開ける。洗剤、タオル、歯ブラシ、下着、インスタント食品、飲み物、充電器の替えまで入っている。妙に行き届いていて怖い。


「…誰が選んだのこれ」


「必要項目を送って、先方が用意しました」


「先方って」


「提携業者です」


 そのうちの一つの紙袋に、見覚えのあるロゴが入っていた。昼間立ち寄ったドラッグストアだ。


「あ」


 思わず声が漏れる。


「どうかしましたか」


「いや…」


 袋の口から、レシートが少しだけ見えている。つい引き抜くと、担当者欄のところに手書きで小さく名前が添えられていた。


 **乃愛**


 丸くて可愛い字だった。


 その下にさらに、小さく。


 **また来てください**


「…は?」


 思わず本気で間抜けな声が出た。


「何です」


「いや、これ」


 レシートを見せると、紗良の目がすっと細くなった。


 空気が一段だけ冷えた気がした。


「接触禁止の通達は、まだ店舗側まで回っていませんでしたか」


「何それ」


「回します」


「いや待って、そういうことじゃなくて」


 そういうことじゃないのに。


 レシートの端っこに書かれたその一言が、妙に胸の内側を引っかいた。


 また来てください。


 昼のカフェでも言われた。今度は文字で残った。


 ただの営業文句かもしれない。むしろそう思いたい。でも、名前まで書くか普通?

 俺みたいなの相手に?


 じっと見つめていると、自分の中の何かが少しずつ熱を持ち始める。


 駄目だ。


 こんなの、まともに受け取ったら頭がおかしくなる。


 でも、受け取らずにいられるほど鈍くもない。


「…捨てていいですか」


 なぜか口に出していた。


 紗良は答えない。


「お好きにどうぞ」


「その言い方ムカつくな…」


 結局、レシートは捨てられなかった。


 テーブルの端に裏返して置く。見えなければなかったことにできる気がした。できるわけないのに。


 荷物の整理がひと段落すると、もう夕方だった。


 紗良は仕事の電話を一本入れ、夜間の警備体制やら何やらを確認している。

 朔也はキッチンで水を飲みながら、窓に映る自分の姿をぼんやり見た。


 小さい。丸い。どう見ても今まで通りの自分だ。


 なのに、この世界では違うらしい。


 違うと何度も言われた。


 実際、女たちの反応がそれを証明している。


 でも、自分の目だけはまだ信じられない。


「…夢なら覚めろよ」


 誰にともなく呟く。


 答えるものはいない。


 けれど、その声を拾ったらしい紗良が、リビングから静かに言った。


「覚めません」


「独り言聞くなよ」


「聞こえました」


「都合よく聞こえすぎだろ」


「耳は普通です」


 普通なのは耳だけかもしれないだろ、と思う。


 夜になり、簡単な食事を取った。味はしたが、よく覚えていない。頭の中では今日一日の出来事がずっと反芻されていた。


 女に触れられた。


 見つめられた。


 また来てと言われた。


 可愛いと言われた…気がする。


 その記憶が回るたび、羞恥と一緒に別の熱が混じる。


 最悪だった。


 こんなふうに反応してる自分が一番気持ち悪い。

 学生時代、そういう視線を向けただけで気持ち悪がられた側のくせに。

 急に女から性欲を向けられたからって、内心でこんなに浮ついてるの、本当にどうしようもない。


 なのに、体のほうはもっと正直だった。


 シャワーを浴びて、寝間着代わりのTシャツと短パンに着替え、ベッドに転がっても、首筋や頬に残った触れられた記憶が消えない。女の指先って、何であんなに細かく思い出せるんだろう。


 香澄の頬への手つき。


 乃愛が袖を摘まんだ感触。


 美優の手の甲への接触。


 環奈の前髪に触れた指先。


 そして、紗良の背中や腕へ置かれる、保護の名目をした手。


 全部違う。


 違うのに、どれも皮膚の上へ蘇ってくる。


「…っ」


 布団を頭まで被る。


 落ち着け。寝ろ。考えるな。


 そう思えば思うほど、かえって体温ばかり上がっていく。


 前の世界でも、こういう夜はあった。というより、しょっちゅうあった。

 ストレス、孤独、どうしようもない性欲。

 現実には何も起きないくせに、頭の中だけが無駄に熱を持って、自分で自分をどうにかするしかなかった夜。


 でも今は違う。


 妄想じゃない。


 現実に女が触れた。近づいた。欲しそうな目をした。


 それが、最悪なくらい強い。


「…うそだろ」


 小さく漏れた声は、自分でも情けないほど掠れていた。


 寝室のドアを見てしまう。


 もちろん開くはずがない。紗良はリビングのほうにいるし、こんな状況を見られたら死ぬ。死ぬのに、耳だけが外の気配を拾おうとしている。


 ばかみたいだ。


 本当に。


 朔也は枕へ顔を押しつけた。


 しばらくして、ようやく熱が少し下がる。


 代わりに残ったのは、強い自己嫌悪だった。


 何やってんだ、俺。


 美人に少し優しくされたくらいで。触られたくらいで。世界が違うってだけで。

 こんなの、ただの性欲じゃないか。


 でも、その飢えが本物なのも事実だった。


 誰かに欲しがられることなんて、一生ないと思っていた。


 だから、少しでもその気配に触れると、理性より先に体が反応してしまう。


 最悪だ。


 浅ましくて、みっともなくて、止められない。


 そんな夜の終わりに、スマホが震えた。


 びくっとして飛び起きる。


 画面を見れば、見知らぬ番号からのメッセージだった。


 誰だよ、と身構えながら開く。


 短い文面。


 **今日はありがとう。ちゃんと眠ってね。**


 そしてその下に、名前。


 **雨宮玲奈(あまみやれいな)**


「…誰」


 素で声が出た。


 今日会ってない。


 いや、名前は知らないだけで、どこかで見られていた可能性はあるのか?

 いやでも何で番号を知ってるんだ。普通に怖い。


 怖い、はずなのに。


 文面の最後に小さな絵文字までついているのを見た瞬間、胸の奥がまた変に跳ねた。


 ちゃんと眠ってね。


 そんなふうに言われること自体が、もう経験の外側だった。


 スマホを握ったまま固まっていると、寝室のドアが二回、軽くノックされた。


「…起きていますか」


 紗良の声だ。


 朔也は変な声が出そうになるのを必死で堪えた。


「な、何」


「明日の予定を共有します」


「今?」


「今です」


「…入んないで」


 間髪入れずに言ってしまった。


 沈黙が落ちる。


 終わった。絶対変に思われた。


 けれど紗良は数秒後、平坦な声で「わかりました」とだけ返した。


「では口頭で。明日は午前中に局の手続き、その後、最低限の外部案内を行います」


「…はい」


 布団の中で丸くなったまま返事をする。


「体調不良があれば中止します。夜更かしは控えてください」


「子供じゃないんだけど」


「現時点では同じことです」


「その言い方ほんと腹立つ」


「慣れてください」


 またそれだ。


 小さく舌打ちしたくなったが、今はそれどころじゃない。

 スマホの画面にはまだ玲奈のメッセージが光っている。

 紗良に気づかれたくない理由も、自分でもよくわからないまま。


 やがて足音が遠ざかる。


 朔也はゆっくり息を吐いた。


 そしてもう一度、画面を見る。


 **今日はありがとう。ちゃんと眠ってね。**


 たったそれだけ。


 たったそれだけなのに、心臓が落ち着かない。


 この世界の女は、どうしてこんなに距離が近いんだ。


 いや、違うのかもしれない。


 近いんじゃなくて、自分が今まであまりにも遠かっただけなのかもしれない。


 そこまで考えて、すぐに首を振った。


「…ないない」


 呟く。


 ないだろ、そんなの。


 でも、画面はしばらく閉じられなかった。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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★★★★★を入れていただけると作者のやる気が大幅に上がります(^^)/


また、ブックマークや感想も今後の執筆の支えになります。

引き続きよろしくお願いいたします。

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