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エピローグ

「ジェ、ジェイミーさん!」

 後ろを振り向くと、別れを告げたはずのチャックが息を切らしながら僕を呼び止めた。

「どうしたんだい、チャック?もしかして忘れ物?」

「…僕を!旅のお供にして下さい!」

「な、なんだと!!どうしたんだい、急に?」

「そ、その…色々考えたのですが、僕はジェイミーさんから笑顔をもらって…ぼ、僕も笑顔を届けれる人になりたくて…」

 いつもに増して、チャック君はしどろもどろだった。

「おやおや、孤児院の皆は大丈夫なのかい?」

「一応、説明はしました。皆も僕も少し寂しかったけど…皆、応援するって言ってくれました…!」

「へぇ、そうなのかい。僕なんかで良ければどうぞ!控え目に師匠って呼んでくれたまえ」

「ど、どこが控え目なんですか!もう!」

 人生は不思議なものだ。僕はこの先も一人旅がずっと続くと思っていたのに、こんな可愛いらしい相棒ができるなんてなぁ。

「…あ、そうそう。お風呂は別々で頼むよ」

「…え?、なんでですか?」

「はっきりとは言わなかったし、この分厚い道化師の服じゃあ分かりにくいけど、僕は一応女なんでね」

「……え…えええ~~~!?」

 こんな愉快な毎日を、僕はこれからも生きていくのだろう。


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