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REPORT of the DEAD  作者: 残念無念
2026年 4月

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144/183

アメリカ ケーブルテレビ特別放送番組 2026年4月28日

記録種別:映像記録(ケーブルテレビ放送)

発信元:某州 郡保安官事務所

日時:2026年4月28日 10:00(東部標準時)

状態:映像ノイズ・音声乱れあり


(画面は砂嵐の後、突然切り替わる)


女性AI音声:

「本映像は緊急時における自己防衛のための参考資料です」


(テーブルの上に複数の銃器が並べられている映像)


女性AI音声:

「まず、基本的な銃器の扱いについて説明します」

「これはリボルバーです。シリンダーを開き、弾薬を装填します」


(操作者の手だけが映り、リボルバーを握る)


女性AI音声:

「トリガーを引くことで発射されます。安全装置はありません」

「次に、自動拳銃です。マガジンに弾薬を装填し、本体に挿入します」


(操作者の手がスライドを引く)


女性AI音声:

「スライドを引き、初弾を装填してください」

「安全装置がある場合は解除してください」


(画面切り替え。テーブルの上にレミントンM870散弾銃が置かれている)


女性AI音声:

「散弾銃です。チューブマガジンに弾薬を装填します」

「ポンプ操作により装填されます」


(画面切り替え。レミントンM700ライフルを構えている男性が映る。男性はボルトハンドルを引いて空の薬莢を排出する)


女性AI音声:

「ボルトアクション式ライフルです」

「ボルトを引き、弾薬を装填します」


(画面切り替え。テーブルの上に弾倉が外されたAR-15自動小銃が置かれている)


女性AI音声:

「AR-15です。マガジンを装填し、チャージングハンドルを引いて初弾を装填します」

「セレクターをセーフから解除してください」


(操作者の手がグリップの上にある安全装置を回転させ、「SAFE」から「FIRE」に切り替える)


女性AI音声:

「銃を構える際は、必ず両手で保持し、照準を安定させてください」

「発射後は反動を抑え、再照準を行います」


(AR-15を構える男性が映る)


女性AI音声:

「弾薬の残量を常に確認し、適切なタイミングで再装填を行ってください」


(画面が一瞬乱れ、すぐに切り替わる)

(昼の屋外の映像。制服を着た保安官と、迷彩服を着て数名の武装した民兵が映る)


保安官:

「いいか、よく見ておけ」


(数十メートル先に一体の感染者が立っている。感染者は保安官たちに近づいてくる)


保安官:

「まずは胸だ」


(保安官がAR-15を構え、発砲する。感染者の胸に着弾するが、倒れない)


保安官:

「見たか?効いてない」


(保安官が再び発砲する。感染者の足に命中し、転倒する)


保安官:

「足を撃てば倒れる。運よく骨が折れればな」


(感染者が這いながら近づいてくる)


保安官:

「だが止まらない」


(感染者が保安官に向かって手を伸ばす)


保安官:

「終わらせるには――」


(保安官が地面を這う感染者の頭部に狙いを定め、発砲する。感染者の頭部に命中し、動きが止まる)


保安官:

「頭だ」


(間)


保安官:

「頭を撃て」


(保安官が倒れた感染者の頭を指さす。感染者の後頭部は大きく抉れている)


保安官:

「頭を撃て」


(周囲の民兵がうなずく)

(画面が切り替わる)


保安官:

「いくつか注意点だ」

保安官:

「普通の奴らは遅い」

「だが“成りたて”は違う。まだ体が動く。速い」

保安官:

「頭を撃っても安心するな。角度によっては弾が弾かれる」


(民兵が銃を構える。素早く二発発砲する)


保安官:

「できれば二発以上撃ち込め」

保安官:

「銃声は呼び寄せる」


(保安官が腰に下げた大きなリボルバーを指さす)


保安官:

「一発撃てば、連中は音に集まってくる。一人の時は撃つな」

保安官:

「どうしてもやるなら――」


(少し間)


保安官:

「退路を確保しろ」


(周囲を指差す)


保安官:

「常にだ」


(カメラが少し揺れる)


保安官:

「最後にもう一つ」


(少し声が低くなる)


保安官:

「弾は一発、残しておけ」


(保安官がホルスターからコルト パイソンリボルバーを引き抜く。シリンダーを開き、一発の.357マグナム弾を取り出し、胸のポケットに入れる)


保安官:

「全身を食い千切られながら死ぬより、自分で終わらせた方が早い」


(誰かが小さく笑うがすぐ止む)


保安官:

「自殺は神の教えに背くから地獄に落ちるだって?」


(保安官が鼻で笑う)


保安官:

「もうこの世は地獄だ」

保安官:

「気にするな」


(映像終了)

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