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REPORT of the DEAD  作者: 残念無念
2026年 4月

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139/171

AC-130J攻撃機 ガンカメラ映像 2026年4月27日

【映像記録】

機体:AC-130J(コールサイン:HAMMER-2)

記録日時:2026年4月27日 15:00

※可視光/赤外線映像、機内音声を記録



(映像開始)

パイロット:

「HAMMER-2、オンステーション。高度9,000フィート、左旋回維持」

ナビゲーター:

「旋回軌道安定。市街地中心部をカバー」


(可視光映像:都市全体に複数の火災、黒煙が立ち上っている。)


センサー:

「広域を確認。複数箇所で火災、煙濃度は高」


(カメラが地上をズームする。)


センサー:

「道路上に多数の遺体……一部、動いている」

火器管制:

「確認。非通常行動個体と判定」


(カメラが向きを変え、市街地中心部を移す。交差点を中心に数台の軍用装甲車が停まっている。)


センサー:

「州兵部隊確認。バリケード構築中とみられる」


(赤外線映像に切替)


センサー:

「接近中の集団、体温は低い……多数」

火器管制:

「PID確認。敵対個体と判断」


(地上部隊より通信が入る。)


地上部隊(GUARD-1):

「HAMMER-2、こちらGUARD-1。支援要請、グリッド座標送信する」

ナビゲーター:「グリッド受信」

センサー:

「目標エリア確認。友軍の位置が近い、注意せよ。」

火器管制:

「デンジャークロース」

地上部隊:

「了解。クリアランス・ホット。繰り返す、クリアランス・ホット」

火器管制:

「射撃許可確認」


(機体が左旋回を開始する。)


パイロット:

「機体安定。射撃準備」

火器管制:

「105ミリ、装填」


(発射音。)

(ややあってから着弾、地上で爆発が起きる。)


センサー:

「着弾確認……煙で視界不良」


(煙が晴れるまでカメラは着弾地点を注視し続ける。)


センサー:

「煙消散……目標エリアに多数の破片」

センサー:

「……一部、再活動を確認」

火器管制:

「効果不十分と判断。」


(カメラが着弾地点にズームする。手足が欠損した感染者が着弾箇所の周辺に多数転がっているが、未だに動き続けている。)


地上部隊:

「HAMMER-2、追加射撃を要請する」

火器管制:

「105ミリ、再装填」


(発射。)

(再度同じ場所で爆発が起きる。)


センサー:

「着弾確認……動体反応低下」

ナビゲーター:

「105mm残弾、残り3発」

パイロット:

「燃料残量、帰投限界が近い」

火器管制:

「以降の射撃は制限する」


(AC-130Jが旋回しつつ離脱を開始。)


センサー:

「幹線道路に大規模渋滞を確認」


(カメラが地上にズームする。都市間を接続する幹線道路に多くの車が殺到し、大規模な渋滞が発生している。密集した車の列が数キロにわたって続いている。)


センサー:

「車列の周囲に多数の接近個体を確認。車内に熱源あり……複数」


(赤外線映像:車両周囲に低温個体が群がる。車内には体温があり白く映る人影が複数閉じ込められている。)


火器管制:

「射撃可能か評価を求む」

センサー:

「周囲には民間人が混在している。車列の中にも多数の民間人を確認。」

ナビゲーター:

「危険距離内だ」

火器管制:

「射撃不可と判断。発砲するな。」


(カメラが車列全体を映す。感染者たちが車の窓を割り、車内に侵入する様子が一瞬だけ映る。)


ナビゲーター:

「新たな支援要請を受信」

火器管制:

「残弾が少ない、対応不能」

パイロット:

「HAMMER-2、帰投する」


(映像終了)

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