ホワイトハウス執務室 防犯カメラ映像 2026年4月27日
設置場所:ホワイトハウス 大統領執務室
記録日時:2026年4月27日 13:00(東部標準時)
※映像は固定カメラによる記録。音声は断続的に取得。
(映像開始)
大統領:
「……どういうことだ、これは。全部悪いニュースじゃないか」
側近A:
「現在、各州からの報告では——」
大統領:
「報告はいい!結果を出せと言っているんだ!」
(大統領が机を叩く。机の上のペン立てが衝撃で倒れる。)
大統領:
「感染は抑えられると言ったのは誰だ?ああ?誰が“コントロールできている”と言った?」
側近B:
「それは、初期段階の評価で——」
大統領:
「評価だと?評価で国が終わるのか?」
側近C(専門家):
「大統領、我々は以前から感染拡大の速度について警告していました。特に都市部では——」
大統領:
「黙れ」
(大統領が両手で机を叩く。)
側近C:
「記録にも残っています。対策を強化すべきだと——」
大統領:
「だからどうした?今さら言って何になる?」
側近C:
「責任の所在を明確にするためにも——」
大統領:
「お前はクビだ」
(大統領が側近を指さす。)
側近C:
「……は?」
大統領:
「今すぐここを出ていけ。セキュリティ!」
(扉が開く。黒いスーツを着たシークレットサービス要員が2名、執務室に入ってくる。)
シークレットサービス:
「こちらへ」
(側近Cが両脇をシークレットサービス要員に囲まれて執務室から連れ出される。扉が閉まる。)
大統領:
「いいか、言い訳はもう聞きたくない。何か“いい案”を持ってこい。でなければ全員クビだ」
側近D:
「CDCの報告では、感染速度は当初想定の三倍に達しています」
側近E:
「一方で国防総省は、まだ局所的な制御は可能と——」
側近F:
「しかし州知事の報告では、既に制御不能との認識です」
大統領:
「だからなんだ?どれが正しいんだ?誰か決めろ!」
(大統領が机の上の書類を掴み、側近たちに投げつける。書類が床に散らばる。)
側近B:
「現場の報告が錯綜しており——」
側近D:
「州政府の対応の遅れも影響している可能性が——」
大統領:
「またそれか。全部他人のせいだな」
(大統領が乱暴に椅子に腰かける。椅子が大きく揺れる。)
大統領:
「メディアはどうだ?また騒いでいるのか?」
側近E:
「はい。感染は制御不能との報道が——」
大統領:
「フェイクだ。全部フェイクだ。あいつらはいつもそうだ」
大統領:
「我々は史上最高の対応をしている。そうだろ?」
(側近たちは無言で顔を見合わせている。)
大統領:
「……おい」
側近A:
「……はい、大統領」
大統領:
「いいニュースを持ってこい。悪い話は聞きたくない」
(沈黙)
側近F:
「現在投入している連邦軍部隊では対応が追いつかない可能性があります。増派が必要です」
側近D:
「予備役の動員も検討すべきかと——」
大統領:
「どれくらい増やせる?」
側近D:
「即応可能な部隊を含めても限界があります。予備役を動員すれば数は確保できますが——」
側近E:
「装備と指揮系統の再編に時間がかかります」
大統領:
「またそれか!時間が無い、時間が無い!お前たちは今まで何をしていたんだ!」
(大統領が机の横のゴミ箱を蹴り飛ばす。蓋が吹き飛び、倒れたゴミ箱から中身が散らばる。)
大統領:
「……いっそのこと空軍で吹き飛ばせばいい」
側近一同:
「……」
大統領:
「都市ごとだ。問題の地域を全部な」
側近A:
「それは……国内に対する軍事行動になります」
側近D:
「法的にも、極めて重大な問題が——」
大統領:
「じゃあどうする?放っておくのか?」
大統領:
「どうせ民主党の知事がいる州だろ?あいつらごと片付ければいい」
(大統領が机の上の地図を指さす。)
側近E:
「大統領、それには賛同しかねます。」
側近F:
「軍が従わない可能性もあります」
大統領:
「国を守るためだ!暴動鎮圧だ。問題ない」
側近D:
「統合作戦司令部の承認が必要です」
側近A:
「まずは段階的な対応を——」
大統領:
「遅い!全部遅い!」
(大統領が再び机を叩く。)
大統領:
「俺はアメリカ大統領だぞ!俺がやれと言ったらやれ!それがお前たちの仕事だ!」
(映像が一瞬乱れる)
大統領:
「……いいから軍に命令を出せ。今すぐにだ」
(映像終了)
ご意見、ご感想お待ちしてます。




