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「そっちに行ったぞ、アマギ!」

「あいよ!」

ちなみに私のネームは「アマギ」。浅葱とアマギって似てるでしょ?ただ、そんだけ。

私は元気に快活に返事をして、そいつを一刀両断!

決まったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

「まだだっ!!」

「へっ!?」

「アマギ、逃げろっ!!!」

背後を振り向くと、一刀両断にされたはずのモンスターが再生しながら私を飲み込もうとしている。

私の闇の力で斬られるとスライム状になり、勝手に消滅をする。

だが、こいつはスライム状になっても生きており、ましてやその形状を使って私を殺しにかかってくるのだ。

元のモンスターは「ベヒモス」。

元は「カバ」か「象」を創造とし作られた魔物のはず。確かに姿かたちは似せてきているとは思う。

ただ、強さは笑えない。物理攻撃は基本効かないし、魔法も効きにくい。効くといえば「溶かす」ことだ。

つまり、「酸」や私の「溶かす」スキルみたいなのをぶつけることが勝利への要となる、冒険者にとっては戦いにくく、重圧な殺気を放つ上級魔物なのだ。

だからか、スライム状になっても重低音がすごい。

私こんなのに飲み込まれたら死んでログアウト確実じゃん!

とりあえず、手を合わせて


「南~無~」


って、言ったのに

「あほかっ!この程度でログアウトするかっ!」

仲間の魔術師が業火を放って、ベヒモス終了。

「すまん、助かった」

「じゃないわ!馬鹿者!!油断するなと・・・・・・。いや、最近このメンバー間で連携が取れていないからこんな事態になるんだよな」

アビス・コードのボスは、皆に申し訳なさそうに頭を下げるのだ。

なぜ???

「どうして連携が取れないのか、どうして俺たちのレベルが頭打ちなのか、そろそろ本格的に考えないといけない」

たしかにな。

だが、どうしてかという理由ははっきりとわからない。


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