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【四人目・四十澤 者頼】1

本当にお久しぶりです。

少しずつ更新していきますので、お付き合いの程よろしくお願いします。


この話「四人目と五人目」までは、ゲーム内容とは関係ない話になりますが、

五人目の話が終われば、再度ゲームの話に戻ります。

そして、六人目・七人目と続いていく予定です。

気長にお待ちいただければ、幸いです。

何卒、よろしくお願いいたします。

【四人目・四十澤(あいざわ) 者頼(ひさより)


昨日まで俺は同僚の臑を囓るどころか奪い、俺の「モノ」としてきたが、今日からはそれを実行に移すことができない。俺を後押ししてくれた叔父が降格され、後ろ盾がなくなったからだ。それもこれも俺の「行い」の責任らしいが、そもそもあいつが俺に刃向かわなければこんなことになりはしなかったのに!!!

「お前のせいで営業1課の俺たちまで笑いものだわ。まさか堂々と出社してくるとは思いもしなかったわ」

「お前のせいで営業1課の価値駄々下がり~~~。最悪!」

「お前のせいで営業1課はお客様から信頼なくしたわ~~。マジ何様????」

「お前のせいで」「お前のせいで!」「お前のせいで!!」と俺の傍を通る度に聞こえるように囁かれる嫌味。

本当は「お前らだって見て見ぬ振りしてきたくせに!」と怒鳴りつけてやりたかった。

だけど、秘書課の監視の目が俺を常に射貫いているためそれすらできず。

その監視の目、俺以外にも向けろよ!と一度訴えたが、「何故?自業自得でしょうに」と返されてしまっては、言い返すことすらできない。

腸が煮えくりかえりそうな怒りを覚えていると、正面から問題のあいつがこっちに向かってきた。

「テメーのせいでっ!」とどやしつけたら、そいつを護るように他の男たちがしゃしゃり出てきて、

「お前まじで反省してないのな?お前の取った行動でどれだけの客を逃がしたか知らないのか???」

「言ってやるなよ~。わからないからあんな行動続けてたんだろうしな」

「反省なんてするはずないわな。平気な顔で出社してきている時点で「俺悪くな~~いもん」と思ってるって事だからさ」

「そりゃそっか!」

目茶苦茶俺はバカにされた。

「たかが2課のくせに、態度でかいんだよっ!!!」

その怒声が1課や2課のメンバーだけでなく、近くにいた異なる部署の人たちにも届いてしまった。

「もうこいつに構うの止めておこうぜ。バカが移る」

「だな。そもそも社長もなんでこんなのまだ置いておくわけ?」

「ろくに営業出来ないのに他課をバカにするこいつ、相手にするだけ時間の無駄だわ~」

周りの目が一気に冷たくなり、態度も口調も何もかもが雑になった。



そして、俺の周りには誰もいなくなった・・・・・・・・・・・・・。


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