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日米転生earth  作者: 照山
序章 2024年
5/7

第1話 世界秩序が崩れた日

お読みいただきありがとうございます。「日米転生」の投稿もさせていただいている照山です。本作品は「日米転生」本編の「earth」編で描き切れなかたストーリーを書いていく予定でございます。2024年編と2025年編の構成で進めて参ります。

2024年1月1日15:30(米国時間1:30) 日本国 首相官邸


アメリカ転移から30分後、大島総理は公邸でゆっくりしていたところ加藤防衛大臣に呼び出され説明を聞くことになった。


「総理、およそ30分前にアメリカ合衆国との通信が途絶えました」


「それは本当か?衛星写真はあるのか?」


「現在調査中です。もうすぐ届くはずなのですが・・・」


「加藤さん!アメリカ合衆国周辺を撮影した衛星写真です!とんでもないことになっています!」


「こ・・・これは・・・!」


衛星写真が届いたということで大島総理は確認した。写真を見るとカナダ・メキシコの間にあるはずのアメリカがアラスカやハワイ、グアムと共にぽっかりと空いていた。


「アメリカとの通信が途絶えたと言う報告に少々疑念を抱いていたがまさか本当だったとは・・・在日米軍は!?」


在日米軍。戦後から日本国内にて駐留している極東平和を維持する部隊である。自衛隊とは緊密な連携を取っている。


「在日米軍は残ってしますがこれは今後の我が国の安全保障に関わる事態かもしれません。速やかな対応を求められるでしょう」


「分かった。情報収集を徹底し些細なことでも私に報告しなさい」


「了解です」


日本時間16:00 大韓民国・ソウル


アメリカ合衆国消失を受けてヤン長雲チョウウン大統領は全大臣を召集し情報収集に当たった。


「これは全世界を揺るがす事態だと私は思っている。漫画やアニメでしかあり得なかった国家の行方不明。そしてアメリカが消失したことによりロシアや中国、北朝鮮が米軍の支援が無いことを好機と見て攻撃を仕掛けてくる可能性が高い。泰タイ国防相、軍に警戒を命じる」


「了解しました。日本はどうしますか?」


「我が国と日本はこの事態に関しては緊密な関係を保っていこうと思う」


「分かりました。それと現在海上自衛隊が緊急事態に備えて日本海と太平洋方面を封鎖しています。海軍も攻撃に備えて海上封鎖をした方がよろしいですか?」


「うむ。そのようにしたまえ」


アメリカ合衆国消失により日本は海上自衛隊に日本海と太平洋の領海を海上封鎖し不足の事態に備えた。韓国でも北朝鮮と隣接していることから海上封鎖が命じられた。



同日15:00(日本・韓国時間16:00) 中華人民共和国・北京


タン主席、報告は聞いておられるでしょうか?」


「あぁ。聞いている。西の親玉が消えたのだろう?我が国からしてみればこれまで以上にない解放のチャンスではないか。どうだね?この機会に乗じて・・・日本・韓国・台湾を解放するのは」


槫タン主席は解放軍による日韓台へ攻撃を示唆する発言をした。これに対してリュウ国防相は不満を募らせた。


「主席、新年早々そんなことできませんって。それに3か国を相手にできる余裕はありません。もう少し様子見で良いのでは?」


「それも・・・そうだな。少し早とちりしすぎた様だ。だが私の考えは変わらないということだけはよく覚えておきなさい」


「わ・・・分かりました・・・」


その後、タン主席は秘密会合を開催し日韓台への解放作戦に関する話し合いが行われた。作戦投入動員数、作戦使用兵器や戦費などを考慮した結果、すぐに実行するのは厳しいと判断された。しかし、半年以内の作戦開始という考えもあるため中国の動向に注目しなければならない。



同日15:00(日本時間16:00) 台湾・台北市・総統府


「総統、すぐに国防軍の出動を!米国の助けがなければ我が国は蹂躙されるでしょう!」


総統室に入ってきたのはワン国防長官であった。アメリカ消失による中国の行動に警戒心を強めており血相を変えて部屋に入ってきた。


「落ち着きなさいワンくん。国家の中軸を担うものとして冷静に対応しなければならない。突然のアメリカ消失に私も驚きを隠せない。君の言うとおり軍の警戒活動を厳とするが慌てないということも徹底したまえ」


「了解しましたサワ総統」


アメリカ消失という台湾にとっては痛手ではあるが自分の力で解決することも必要である。隰総統は台湾軍に警戒行動命令を出して緊急事態に備えた。


アメリカ消失により日本や韓国、台湾は警戒を強め中国やロシアなどはチャンスを伺っており偶発的な衝突から全面衝突に発展することだってあるため気を引き締めていかなければならない。

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