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N.Yの最凶人物が異世界転生した結果  作者: KIT
人売組合編
74/113

72.修行開始

更新お待たせ致しました。

更なる彼等の成長を遂げた姿を楽しみにしていてください。

コロナに負けず頑張って行きます。

翌日より修行が始まった。

ミカールさんとアズラーさんはバルテオナの軍人である。

その為軍の指導者として日々下の者の稽古を付けている。

俺達はその軍に入隊した子供と言う形で大人達に混じり稽古をすると言う事となった。

だが軍に仮入隊するのはレイ、シーナ、クリンの3人である。

俺達は魔術師である為魔導師である師匠と共にアズラーさん家の裏庭にて稽古をする事となった。


仮入隊する3人は子供である。

バルテオナでは入隊は15才からの決まりになっており、3人共条件を満たしていない。

ただ年齢の差があったとしてもそれを埋めるだけの実力がある為問題ないとミカールさんとアズラーさんは言っていた。

こんな逸材を入隊させない理由は軍にはないとの事だ。


一報俺達は結局身内だけの修行の為気楽である。

そして俺達は今アズラーさん家の裏山へ来ている。

俺達を座らせて師匠が説明をし出した。


「魔法については既に基本知識はあると思う。君達が読んで学んだ私の魔法書…これはほぼ基本魔法のみである。魔法には人によって学べる物とそうでない物がある。例えばレイ坊達が使う魔剣術…これについて魔術師は学ぶ事は出来るが得策ではない。何故かと言えば魔剣術は魔法+剣術の合わせ技。剣術がなければ魔法を使っているのと左程変わらない。魔術師と魔剣術士の決定的な違いはそこにある。剣術を習っていなかった今までのレイ坊達はただ単に魔法を使っていたに過ぎない。それでダンジョンクリアしたと言うのだからラッキーも持っていると言える。


ラッキーと言えば運である。

スキルの話しもしておこう。

運もスキルの一つにある。

運についてはどうすれば熟練度が上がるのか未だに解明されている訳ではないが、一説によるとラッキーが重なる事により熟練度が上がるのではないかと言う説がある。

例えば道で1000Bを拾ったら+1。

足を滑らせて転びそうになったが辛うじて滑らなかったら+1…と言った感じだ。

そのラッキーが重なって熟練度が上がると言う説がある。

スキルと言うのは鍛えて上がる物だ。

君達が持っているスキルに関しても殆どがクール以上。

スキルにもレベルがあり、シンプル⇒ファイン⇒クール⇒ユニーク⇒スペシャルと段階がある。

中でもリミテーションは特別中の特別スキルで主にダンジョン以外での獲得は出来ないとされている。

殆どが使えば使う程熟練度は上がり、+5に到達すると一段階スキルが進化する。

ユニークスキルまではこの形で進化して行くがユニークまで行くと熟練度がなくなる。

そしてスキルはユニーク以上の進化をしない。

が、スペシャルスキルになる事がある。

スペシャルは条件を満たすと獲得する事が出来る。

例えばそのスペシャルスキルを獲得出来るユニークスキルが揃っている事が条件だ。

リミテーションスキルに関してはこれ以上の進化をしたと言う報告は未だない為、これ以上の進化は見込めないだろう。


熟練度に関しては魔法にもある。

+5まで熟練度が上がると完スト。

無詠唱で発動出来る場合は【無】。

詠唱であれば【詠】となる。

魔法は進化しない分目に見えて変化がある。

最初は杖先に出すだけの火だった物が遠くにも出す事が出来るようになったり、青くする事が出来るようになったり火の大きさや範囲も意志で広げたり出来るようになる。

例えばファイアーボールであれば発射速度を調節出来たり大きさ、火を青くしたり発射距離を調節する事が出来る。

水刃…ウォーターブレイドであれば水流や水圧の掛け方を調節したりも出来、大幅に威力を向上させる事も可能だ。

勿論熟練度が未熟では出来ない事も多い。

君達は無詠唱に拘っている節が見れるが上級以上の物になると詠唱しないと発動出来ない魔法もある。

それは2属性以上の魔法が混じる魔法だ。

君達は別々の属性魔法をそれぞれ片方の手に発動させ、それを併せる事によって無詠唱での発動をしているようだが2属性以上混じる魔法となるとそれだけでは無理になる為必然的に詠唱が必要になる。

全てを無詠唱での発動は恐らく不可能だろう。


次に称号と言う物がある。

既にスキルが見えるまでになっている者にはわかるだろうがこの世界には称号がある。

それはどのように決まるのか定かではない。

だが認められ、ある程度認知されるとその者の称号が変わる事がある。

例えば村長。

村人と言う称号だった者が村長を継ぐ事となった。

するとその者の称号は村長となる。

そういったある程度の人数が認知する事で変わる事があるが世界が決める事もある。

未だに条件は定かではない。

例えば魔術師の称号を持っていた者がLv.200以上の魔物を倒した。

すると称号がハイウィザードとなった。

このように倒した者のレベルによって称号が変化する事もある。

他には人殺しをする事によってキラーなどの称号になる事がある。

連続殺人をすればシリアルキラー、100人以上頃したらマスマーダーとなったりする。

称号によって獲得出来るスキルや魔法も存在しており、魔王、勇者となった者は特有のスキルを有している。

魔王となったらこのスキルが手に入る…勇者になったらこのスキルが手に入ると決まっている者ではないようだ。


この世界には魔法やスキルがある。

その全て解明されている訳ではない。

この世界が出来て数億年と聞いている。

人は研究し続けて数億年経った今、わかるのはこれ位だ。

まだまだわからない事は多い。

これから新しい発見があるかも知れないが人の魔法は衰退しつつある。

このままでは新しい発見はおろか今まで可能だった事まで出来なくなる可能性が高い。

君達には才能があり、10代でありながらダンジョン攻略者だ。

これからは君達がこの世界の人類を導いて行く存在となってくれると私は考えている。


今の君達の使える魔法を考えれば持っている私の魔法書に乗っている魔法は得意不得意はあるだろうが使えない魔法はないと思う。

その為更に戦闘に特化した上級、特急を主に教えて行くとしよう」


そう師匠が言うと横から質問が投げかけられる。


「あの…俺達はどうしたらいいですか?」


そう質問したのはシウバだ。

ツスカル山城跡の攻防の中俺が仲間にしたシウバとイヴァはあの後も俺達の後を付いて来ていたのである。

仲間にした手前置いて行く訳にも行かず、俺は二人を使用人と言う形で傍に置いておく事にした。

シウバは俺達よりも少し年上のようだ。

15才位か。

イヴァは俺達とそう変わらないとの事だ。

シウバは灰色の髪色で前髪が目にかかるかかからないか位のミディアムヘアーで少々色黒の肌に黒い瞳の少年だ。

イヴァはピンク色の髪色で前髪ぱっつんのセミロングヘアーの女の子。

こちらは色白で緑がかった瞳の色だ。

シウバの質問に師匠が答える。


「君達はトゥキー坊が持っている魔法から練習をすると良い。それが大体使えるようになったらトゥキー坊達と同じ練習にしよう。だが簡単ではないぞ?大丈夫か?」


「「勿論!」」


「宜しい。では始めようか」



その頃レイ、シーナ。


「えー、本日から新しく仮入隊をする者が2名いるので先ずは紹介をしておく。レイズ・ワシントンとシーナ・キャベロだ。称号はこの年でルーンナイト。正直剣術だけであれば中の下、もしくは下の上と言ったレベルではあるが魔剣術となると恐らくベッソムかロベルト位に匹敵すると思う。子供だが甘く見るなよ」


ミカールさんが大勢の兵の前で朝礼時にレイとシーナの紹介をする。

その言葉に皆がざわつく。

齢13、4才の少年少女が軍でも上位戦闘力を誇る2名に匹敵する力を持っているのだと紹介するのだから驚きもするだろう。

次期魔剣神を狙っている者にとっては無視出来ない存在である。


「二人はローナウ隊へ配属とする。レイ、シーナはあの隊へ加わってくれ」


そう言ってミカールが指差した隊はローナウを先頭に10名程の魔剣士が並んでいた。

説明した通りこの世界は魔法が衰退しつつある。

魔法を使える者も少ない世の中だ。

その為魔剣術兵1000万…なんて数は先ずどこの国も有していない。

精々5人の部隊や少なければ1名しか有していない国などざらにある。

エジファトもその中の一つと言えるだろう。

その為10名の魔剣術士を有するバルテオナは相当な戦力を持っていると言う事である。

10名の隊が6隊。

60名の魔剣術士を有する国などそうはないのだ。

これがバルテオナに魔王の進行をさせない強さの一つでもあるのだ。


二人が入る事となったローナウ隊の隊長ローナウは浅黒い肌の色をしており長身で細身。

髪は黒くパーマをかけたようなクルクルとした髪をポニーテールにして結っていた。

顔は馬面である。

二人はローナウに頭を下げ言った。


「「よろしくお願いします」」


「ああ。よろしく。最後尾に付きなさい」


「「はい」」


そして二人は隊の最後尾に付くのを確認したミカールは口を開いた。


「では先ずは素振りの練習から始める!」


「「「「「「「「はい!」」」」」」」



その頃クリンも入隊紹介をされていた。


「えー…本日から仮入隊だっけ?をする事となったクリン・イーフォンだ。あー…見た目子供だがかなり強い。あまり甘く見ない方が良いだろう。んー…多分お前達が怪我するからな。この子との手合わせなどは気を付けるように。…ではいつものように型の練習から…じゃなかった。クリンはクリスの所へ一旦は配属とする。クリン、あそこの隊へ」


「はい」


クリスは黒髪短髪で少し焼けた肌のイケメン戦士である。

実力もかなりのもので戦士部隊は剣術部隊と比べたらかなりの数を有しており20人で1部隊で10隊ある事から200人の戦士をバルテオナは有している。

その中でも10隊の隊長クラスはかなりの手足れであり、中にはツスカル山城跡の戦いにてクリンと戦ったアトラスと同じ武家出身者もいるのだ。

そしてクリンが入ったクリス隊は隊の中でも3本の指に入る手足れ集団である。

クリンは現在のアズラーには適わないがクリスとはいい戦いになるのではないか…と言ったレベルなのである。

ダンジョン攻略をした事によってトレシアスクが如何に人間離れした集団となったかを改めて理解出来るだろう。


クリンは事前にアズラーから戦士について説明を受けていた。

朝礼に行く途中の話しである。


「戦士と言っても色んな種類がある。

アックスを使う者に槍を使う者、己の拳と足だけで戦闘する者もいる。

俺が教えるのはアックスだ。

だからお前も今日からアックスを使っての練習となる。

お前のハンマーとアックスは似た部分がある為お前のハンマーでの戦闘にも活かせるようになるだろう。

ハンマーの使い手で俺が思い付く最強戦士は魔王軍にいた。

今後もお前がハンマーを使いたいと言うならそれでも良いだろう。

アックスを学んで行く中でアックスに転向しても良いと思う。

この世界で最高のアックス使いは俺だ。

どれを極めるかはお前自身の判断に任せる」


「わかりました」


そして皆の修行の日々がこれから始まる事となったのだ。

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