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浅井長政という男②

浅井長政の通称を勘九郎と勘違いして書いてたからどこか間違っているかもしれません。ご了承ください

誤字脱字報告いつもありがとうございます!今回もお願いします!←

朝早くに目がさめる。寝るのが遅く、起きるのが早い。だが戦場よりよく寝れたのか思ったより良い目覚めだった。顔を洗おうと思うが何せ他人の住居だと忘れていたから手遅れ。道に迷ってしまった。


すると正面からイケメンが歩いてくる。朝から爽やかだな〜


「おはようございます!太郎殿、昨晩はよく眠れましたか?」


「おはようございます!新九郎殿!眠れましたが道に迷いましてね」


すると長政は方向転換をして違う廊下を指差す。


「なら少し話しましょうか。朝なら邪魔も入りません」



案内されたのは温泉だった。


「朝から馬での移動お疲れ様でした。どうぞ!」


須賀谷温泉かな?どのみち朝から温泉とは贅沢だな。体をサッと流して湯につかる。適温!そして香りもいい。気持ちいいな〜温泉!好きなんだよね!


すると長政さんがこちらに視線を合わせ直ぐに斜めを向く。そして口を開き言葉を発する。


「太郎殿は優しすぎる。重ねるのはどうかと思いますが義兄上もそうです。根はお優しい」


「きっと戦場で仲間を亡くしたら自らを悔やむでしょう。ですが絶対にその人達の死を無駄にしてはいけない。だからこそ我を強く持ち、人の上にいることを意識してください。それが武士のことして生まれた……いや大名の子として生まれた宿命です。朝から嫌な話ですが義兄上は言わないでしょうし、初陣後ですし。将来の義父からの助言です」


「新九郎殿……」


真剣な表情で話し爽やかに笑う。俺の周りには何故こうできる人ばかりなのだろう。柴田さんはイケメンとは言い難いが覚悟を持っている。長政さんもそして父も。


覚悟……


「あっ!後、茶々を大切にしてやってください!別に側室をつくるなというわけではありませんからご安心を」


一気に冗談を言う顔に戻った。出来る人は臨機応変に対応できる。その現れなのかもしれない。買いかぶりすぎかな?


「戻りましょうか、あまり遅いと皆心配するでしょう。特に茶々は驚きますよ。朝起きたら太郎殿が消えているんだから」


……そうだった。俺茶々と寝たんだから朝起きたらいないと不自然じゃん。流石に9歳なら大丈夫かな?


「まだ幼かったということもありますが前回はお帰りになられた後泣きましたからね〜」


軽いな長政さん。


俺たちは湯船から出て、体を吹き、俺は元いた部屋を目指した。


そして間に合わず、茶々がジト顔で待っていた。


「太郎様?お帰りなさい」


おお、怒っていても可愛い。


「ど、どうしました?」


「勝手にいなくならないでください!心配したではないですか!母上も知らないというし、父上はいないし!」


結構な剣幕で迫られ、怒られる。


「すいません、新九郎殿と少し出かけておりました」


「別にいいですけど、次からは言ってからでてくださいね!」


しっかりしてるのか、甘えん坊なのか?


一つ言えるのは俺の嫁には勿体無いということだ。





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