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上洛②

父上達が義昭様と会談中俺と奇妙丸は京の街を見物していた。一緒にいるのは藤吉郎や丹羽さん、勝家さんなど将軍との会談を外された家臣と護衛組である。


「それにしても父上もひどいですね。兄上が作った物を横取りするつもりではないでしょうか?」


奇妙丸が少し不満げにいう。多分拗ねてるんだろうな。


「いやいや、子供の私が提案するよりよっぽどいいですよ」


「そうですよ、奇妙丸様!しかも信継様は茶々様に贈る土産を選ばねばなりませぬしな!」


暑苦しいよ勝家。毛深いし、デカイし、強いし。ほんと熊かよ!うちの家臣ろくな人間いないな!

犬(犬千代と言う理由で)、猿(木下藤吉郎秀吉別名ハゲ鼠)、熊(柴田勝家)。


そう俺たちの目的は今度訪れる北近江の地でお会いする茶々への土産選びである。何がいいんだろう?武士の子だからある程度教養あるだろうしな〜


プレゼントて確か意味があるんだよね


ネックレスだと束縛、指輪も束縛、靴は私を自由にしてとかだっけ?この時代に上げて喜ぶものてなんだろう?


まず着物を見てみた。確かに綺麗だけどプレゼントするなら結婚した後かな……て感じ。

次にお化粧だが流石に6歳だしな〜


前世から女子へのプレゼントなど縁のない俺は迷いに迷い一つの意味を思い出した。


そうだよ!まだ会ったことのない俺たちにはこれじゃないか?


けどこれて江戸時代ヨーロッパから入ってきたものだよね……うーん代用するなら……


「丹羽殿、こんな感じのものてありますか?」


俺が手招きをすると丹羽さんはしゃがんでくれた。そして俺が耳打ちすると丹羽さんはすぐに答えてくれた。


「それならあそこの店に行きましょう。なるほど信継様も賢いですな。まだ幼くてもそれなら使わなくても楽しめますな。私が注文するので受け取りと支払いは信継様が」


「いや、注文も俺がやろう。贈り物を自分で買わずして心がこもっていると言えるだろうか?答えは否だ。金も千歯こきと唐箕で得た利益を使う」


すると周りのものがおおと声を上げる。なんだ?なんだ?変なこと言った?


「信継様、立派になられて」


猿が泣いている。おいどうした!?急に褒められると照れるぞ。


「殿に似なくてよかった」


そこまで?てか俺血繋がってないからね?


俺はその例のものの並香?と呼ばれる少し甘さ香るものを買った。結構するんだなと思って支払ったがかっこいいこと言っちゃったしな。


俺の買い物が終わると、宿へ帰ってこいとの父上の使いが来たので帰ることにした。ちょうどあちらも会談が終わったのかな?


俺と奇妙丸は父上に呼ばれ話すことになった。父上と話すと疲れるんだよな。


「父上、お疲れ様でした」


「お疲れ様までした」


「うむ、足利義昭公を将軍につけるまでもう少しだ。将軍になったら褒美をくれるらしい」


すごいな……確か副将軍とか蹴って堺を条件に出すんだよね?本読んでたときびっくりしたよ、副将軍を蹴る。確かに地に落ちた幕府だけどそこで位があれば利用できるのになんて思った。


そのあとは色々な報告が飛びかった後俺の農具の話になった。


「そういえば義昭公がお主の農具をみて大変気に入られてな。この小さなものも話やすくて良いと。織田家の専売特許とし全国規模で売り出すそうだ。利益は6割将軍家と3割俺、そして残りはお前だ」


偽物が出ないように取り締まってくれるから文句言えないけど1割か……まぁ子供で収入があると考えれば十分か……にしても幕府が6割は少しずるいよ……



信継が買ったのはなんでしょうか?結構簡単ですよ

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