ミステリー小説って頭が良くないと何が何だか分からない
ヴェンチャーネ「ちゃんとここに入浴剤セットが......あっ」
宇治山「どうした?」
ヴェンチャーネ「しまった、これ今までしたことが無いモノマネをしないと開かないロックが掛かってるわ」
宇治山「なんでかけた。」
ヴェンチャーネ「モノマネ芸人専属の転生の神様から貰ったものだけど、まさかこんなものがあるなんて、まさかモノマネ芸人へのモノマネ特訓用の道具を渡されてしまったのかしら」
宇治山「あまりにも細すぎる、モノマネ専門の転生の神様って、それ需要ないだろ」
ヴェンチャーネ「売れないモノマネ芸人の魂が沢山集まった結果出来上がった神様よ」
宇治山「売れないモノマネ芸人の魂って集まると神様になるのかよ。」
ヴェンチャーネ「えぇ、専門の合体装置を使っていたわ。」
宇治山「機械があれば神様になるってどんな基準だ」
ヴェンチャーネ「色々あるのよ、わたしのところも。ちなみに使用料は1回5000円よ」
宇治山「五千円あれば神様になれるのかよ。」
ヴェンチャーネ「後はレベルアップをすれば神様ランクも上がるわよ」
宇治山「基本無料の課金のあるゲームみたいなこん時に見えるわ、値段はフルプライスみたいなかんじだけど。」
ヴェンチャーネ「季節のイベントで、今は神様レベルチケットが当たりやすいわ」
宇治山「ソシャゲのガチャ感覚かよ」
ヴェンチャーネ「石垣島十個で一回回せるわ」
宇治山「石垣島10個で一個って効率悪くないか?」
ヴェンチャーネ「石垣島がないならば、他の世界から貰えばいいじゃない」
宇治山「神様のせいで石垣島が危ない」
ヴェンチャーネ「全自動石垣島生成マシーンもあるから石垣島を取ったらすぐ復活するわ、これが無限石垣島よ」
宇治山「無限1UP感覚で使われる石垣島」
ヴェンチャーネ「それはそうとそろそろモノマネしないと、浴槽に入れないわね」
宇治山「早くしてくれよ、俺はうどんはお湯だけで食べない派なんだ」
ヴェンチャーネ「そもそも、お湯だけで食べてみようなんて考えてみる人なんて......一人居たわね。」
宇治山「わかってくれればいい」
ヴェンチャーネ「ならモノマネショー!スタート!」
宇治山「どんどんぱふぱふー」
ヴェンチャーネ「ミステリー小説を読んだ時謎が全然解けなくて困惑してる人します、えーっ、探偵がー、それでー、えっこいつ死んだ!?うーん、分からんっ!」
宇治山「絶対したことない......」
入浴剤は開かない
宇治山「あるのかよ!」
ヴェンチャーネ「私も覚えてないわ、もしかしたら凄く昔にしたのかもしれないわ」
宇治山「なら俺もする!えーっと、猫よけペットボトルを一口だけ飲み回って、一つだけ日本酒が混ざっていたので酔いながらフラフラとペットボトルを持ちながら車道に飛び出すおっさん」
ヴェンチャーネ「長い」
宇治山「えっ」
ヴェンチャーネ「長くて意味わからない」
宇治山「おれ、これ目撃者だからいけるよ」
ヴェンチャーネ「なら見てみる」
宇治山「よぉし、いくぞ。 おーい、おーい、ごくごく飲むぞー、飲むぞー、......え」
ヴェンチャーネ「これ絶対したことないわ」
入浴剤は開かない
ヴェンチャーネ「あるじゃないの!」
宇治山「ええ?」
ヴェンチャーネ「こんなモノマネをする時って相当ないわよ」
宇治山「あ、もしかしたら事情聴取の時引かれたおっさんが引かれる前にどんな発言をしていたか聞かれたからそれがモノマネ判断されたのかな」
ヴェンチャーネ「ゆるいっ!モノマネの基準が緩いっ!」
宇治山「それなら困るね」
ヴェンチャーネ「絶対したことが無いモノマネ、絶対したことが無いモノマネ......」
宇治山「あっ!そうだ!」
ヴェンチャーネ「何か思いついたの?」
宇治山「ええー、チョコチョコーちょこちょこ〜」
ヴェンチャーネ「えぇ、なにこれ」
入浴剤は開いた
ヴェンチャーネ「ええっ!?なんで!?」
宇治山「これはホワイトデーの時にチョコレートのお返しをするためになんのチョコを買うか徹夜で決めていたのに見事に寝過ごしてホワイトデーが過ぎてしまったけどそれに気付かないでチョコを鼻歌を歌いながら久しぶりに外に出る普段ひきこもってる高校生のモノマネだ」
ヴェンチャーネ「設定がやばいな、とても長い。」
宇治山「長くてもいいじゃないか」
ヴェンチャーネ「確かに誰もしたことがないのは独創性が求められるからね、独創性で人は生きることは出来ないけどね」
宇治山「よぉし、じゃあ入浴剤の中身を見ようじゃないか!」
ヴェンチャーネ「私も、貰い物だったし、今初めて開けたから私も中身がどんな入浴剤か知らないのよね」
宇治山「ヴェンチャーネも知らないのか、もしかして手作り入浴剤かもな」
ヴェンチャーネ「手作りか、それもいいわね」
宇治山「ええっと、いくつか袋が入ってるな。」
ヴェンチャーネ「見た目は......白いわね、白い袋だから中身の想像が出来ないわ」
宇治山「確かに、そうだな。」
ヴェンチャーネ「宇治山がまずひとつ確認してくれないかしら」
宇治山「仕方ないな」
宇治山はまず一つ取ろうとして手を突っ込む。
宇治山「これは......!?」




