18話
ほれパンチ。
ほいパンチ。そいそいそーい。
もともと50階層の推奨レベルが100なだけあって、20階層ぐらいだとワンパンというか
小指で勝てる。鼻くそ飛ばしてみようかな。
ピーン!
あ、倒せた。これは強いかもしれん。
ほじほじ。ピーン!
ほじほじ。ピーン!
ほじ、、いてっ!血が出てきた。
弾数制限があるのか。盲点だった。
なんか他に面白い攻撃方法ないかな。パンチだけじゃつまらんな。
お!これは、、先が2つに分かれた木の枝。パチンコにも使えそうなY字でありながら、
持ち手は長く太くしっかりとしている。鼻の長い嘘つきが使用してそうなよい杖だ。
食べかけのポテチをとめるために輪ゴムを常備しているのだ。
この輪ゴムを何重にも重ねてっと。パチンコの完成だ。
飛ばすものは、、、とりあえず石でいいか。持てるだけ拾っていこう。
準備も整ったことだし次の階層へと進む。
すると戦闘音が聞こえてくる。
キンッ!カンッ!キンッ!
前衛に大盾持ちタンク、後衛に弓使いという2人パーティーみたいだ。
攻撃手段が弓だけなので、時間がかかっている。
もう一人中衛が欲しいところだな。
敵のスポーン速度に対して倒す速度が間に合ってない。
「おーい。助太刀いるかー?」
俺は声をかける。
「な、何匹かお願いしてもいいですかー!」
返事が返ってきたので手伝うことにする。
「スーパーウルトラハイパーパチンコスマーッシュ!!!」
そう叫びながら石を放り投げていく。
そう。自分で投げているのだ。
さっき作成したパチンコだが、俺の力に市販の輪ゴムが耐えきれるわけもなく引きちぎれたのだ。無念。
敵は吹き飛んだが、爆風でタンクも吹き飛んだ。すまんかった。
それでもすぐに起き上がったタンクがお礼をいってきた。
「ありがとうございます!高レベルと見受けられますがお名前を伺っても?」
「名乗るほどのものではござらぬ」
そういって俺は華麗に立ち去った。(ドス、ドス、ドス)




