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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
69/153

.35

小屋は3つ。どれも窓ガラスには板が目張りされ、入り口には鍵が施錠されていた。

人1人いない状況は明らかだった。


ドクターが、2グループに別れ散策する事を提案した。

ドミトリーとノーマン2人。

ドクターに1人。


別れ間際、ドミトリーはドクターの視線に気付いた。

[もう必要ない。殺せ]

ドクターは口に出さず目で訴えてきた。

ドミトリーは表情を変えず了承の返事を送った。


やはりドクターが尾根で殺したのだ。

ドクターの目で確信に変わった。


…さて、どうやって殺せばいいのか。

ドミトリーは考えながら2人を引き連れ、基地をうろついた。


板を剥がすための手頃な鈍器を探す。

小さな子供の腕ほどのスパナが見つかる。

ドミトリーは数回無造作に振り回す。重量がほど良く、手にしっくり馴染む。


どの小屋も地面に直接建ってるのではなく、小屋の下に50センチ程のすき間がある。


ドミトリーは1人にタンクを指差し、残留があるか確かめに行かす。

それからドミトリーより背の低いもう1人を、小屋の下に潜らせ何かないか探させる事にした。


小屋の反対側に廻り、潜った小柄のノーマンに、こっち側に出るように伝える。

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