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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
70/153

.36

風に乗って叫び声が聞こえた気がした。


気のせいか…ドクターが殺ったのか…どうやって殺したのか。

そんな事を考えてる時に、下からゴソゴソとノーマンが出てくる気配に気付く。


ドミトリーはスパナを振り上げた。ノーマンが頭を出した瞬間、躊躇なく思い切り振り下ろした。


悲鳴を出さずにノーマンは死んだ。

足でノーマンを小屋の下に無造作に押し込む。

荷物は後から取りにくる事にして、もう1人を殺らなければならない。


スパナには赤い血や黄色い脳液、髪の毛が、まがまがしくこびりついてる。

ドミトリーはスパナを放り投げた。


タンクの方に向かう。

タンクにいたノーマンは何もない事を告げるため、両手で交差にバツの形をした。


ドミトリーはタンクに接してるハシゴを下から上に指差しながら近付いてく。


ノーマンがタンクを見上げる。それからまたハシゴを登り始めた。


殺害方法は決まった。


タンクの上に登った。

落下防止の手すりは、あってないようなモノだった。

ドミトリーは後ろを向いたノーマンを無造作に突き落とした。


それから手すりを掴み下を覗き込む。

動かなくなったノーマンの手足は、ありえない方向を向いていた。

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