表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
46/153

.12

関節の節々を痛めながらも除雪作業。

施設に(こも)る前に狩ったアザラシやペンギンの肉の解凍と調理。

施設の掃除と、遺体を墓標にする作業。

太陽光発電の除雪と点検と着火。


誰もが文句1つ言わず、決められた仕事を喜々としてこなした。


新鮮な空気を吸える…ただそれだけの事で幸せになれた。

太陽にあたる…当たり前の事が奇跡のように感じた。


生きてるのは素晴らしかった。


発電機が回る音がした。

歓喜の声がひときわ大きくなる。


味付けのない肉スープ。

だが熱いスープがノーマン達を幸せにさせる。


雪で身体と服を洗う。

寒くなったらまた温かいスープを飲む。


ノーマン達は地獄の4ヶ月を生き抜いたのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ