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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
129/153

.4

年齢毎に自然とグループが出来、小さないざこざや争い事はあったが、おおむね平穏だった。


タダシのいるグループは争いはなかった。

13歳未満の6人の小人数。

13歳未満のノーマンは6人しかいない。


4階にある、一つの教室で暮らしている。

毎日、なにかしらお手製のゲームで遊び暮らしていた。誰も満足していた。


17、18歳達の青年が単なるゲームだけでは満足出来ず、ギャンブルを考え出した。

フードサプリを賭けてのギャンブル。


日本鹿児島保護地区は月に1回、ヘリコプターが上空を旋回。

人数分のフードサプリを投下する。


それを独占し始めるグループが現れたのだ。


タダシ達の分は分けては貰えなかった。


抗議をしたが、手製の棒を振り回し、威嚇でタダシ達を追い払った。


平和だった保護地区が、その日を境に険悪で危険な地区になった。


10日も経たない内に死人が出た。


タダシ達は空腹を我慢しつつ、ただ教室から見守るしかなかった。


次のフードサプリを貰えなかったら餓死するしかない状況に陥った。


13歳達は、色々と話し合う。

時間はいくらでもあるのだが、これといった良い考えは全く思い浮かばなかった。


ただ成り行きを見守るしかなかった。

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