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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
120/153

.37

[に、に、兄ちゃん]

マイケルはダニエルに気付き、ボールをダニエルに投げた。

[さぁ、ボール遊びをしよう]

ダニエルは受け取ったボールをマイケルに投げ返す。


少し逸れたボールをマイケルは器用にジャンプし受け捕った。そして笑いながら投げ返す。


が、ダニエルは受け取らなかった。

背後に誰かの気配を気付いたからだ。


転がってくボールは男の足元で止まった。

男はドッグだった。ドッグはボールを拾い、言った。


[どういう事だ?]


柔らかな夜の風が、沈黙の男3人を包む。

遠くから銃声の連続音。重なるように人の悲鳴や叫び声。


[どういう事だ?]

ドッグは先ほどと同じ、怒りも哀しみもない感情のこもらない声で質問した。


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