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ボタン

「ふーん...それにしても陰キャくん」


「あのさ、その呼び方、やめてくれる?」


「山吹くんより呼びやすいから別にいいじゃん...にしても、、」


「そのパーカーとそのズボンの組み合わせ、

変よ?色合い、も少し考えなきゃ...なんか、

秋葉にいるだっさいオタクコーデね、、」


「もし、毎日のファッションに困るならさ、もう、私みたく制服にしちゃいなよ。

うちの高校、制服でもいいし、私服で登校してもいいんだからさ!」


「きちっとした制服より、私服のが動き易くていいんだよ、、パーカーにズボンが

俺には一番合ってる...」


そんな会話をしてたら。急な急停車。


赤信号らしい。


「きゃっ...」


慣性の法則により。


あ、ちょい自信がないが。


林ユーコが揺らめいて、俺に激突してきた。

目の前にはABCD E、、Fくらいあるんじゃないかって物体。


更に加えて。


「いってぇ...!!!!!!!」


俺の右目の上、目掛けて飛んできた平たい

物体。

彼女の、

発育が良過ぎたゆえに。

ワイシャツのブラウスの第二ボタンが俺目掛けて飛んできた瞬間だった。

「うわー、最悪...」


彼女のその言葉とは裏腹に。

周りにいた、男性乗客は。

ラッキー!と思ったに違いなかった。

詳しくは書けないが。

チラリズムってやつが拝めたから。

色はピンク。

レース遣いが見て取れた。

俺の足元に、ボタンが転がっており。

俺は慌てて拾った。

どこかにいかないうちに拾い上げておかなきゃいけないと思ったから。

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