第九話 白い空間にて(???side)
また配信しました。まだまだ下手ですがどうぞよろしくお願いします。
白夜達が白い世界に連れてこられる、少し前その場では……
「よ~し!あともう少しで彼と会えます。もう少し頑張ればいいのですね!フフフフ」
「ちょっと大丈夫?かなり怖いことになってるわよ?それとさっき送られて来たこのメールちゃんと読んだ?」
そう言いながら長身の女は、何も無いところからスマホのようなものを取り出した。
「へ?なんですかそれ?そんなの知らないですよ、いつ送られて来たんですか?」
「うん?ついさっきよ?いきなり送られてきたのしかも内容がねぇ~…」
「内容ですか?」
「そう、簡単に言えばお前たちの召喚する奴らの中にイレギュラーな奴らが四人ぐらい居るからちゃんと面倒見ろよ、と言う事らしいわよ?」
「そうなんですか~まぁ一人は彼で決定として、あと三人はだれでしょうか?」
「さぁ?私にも分からないわよ?まぁその時になれば嫌でも分かるんだから今は準備だけしときましょう?」
「それもそうですね!何が起きても大丈夫なようにしとけば大丈夫ですよね‼」
「そう言う事、さぁ後少しで準備終わらせないと時間になっちゃうわよ?」
「分かりました。ちゃっちゃっと終われせてゆっくり待ちましょう」
そうして二人は準備に取り掛かった。それから少し後、その場に彼らが召喚されて来た。
そして白夜達以外が騒ぎ出した。
それを見て小柄な少女が長身の女性に話しかけていた。
「ねぇ人間てこんなに騒がしいものなのですか?」
「そうねぇ~まぁ正直な話私も驚いているわ。まさかここまで人間に適応能力がないなんて、でもまぁやっぱり彼は大丈夫だったみたいだから良いじゃない。それよりも、これどうしましょうか?」
長身の女性は困ったように言った。
「そうですねぇ~落ち着くまで放置するしかないんじゃないですか?正直こんな中話しかけたくないです。なんか文句言われそうだし…」
本当に嫌そうに少女はそう言った。
「そうね…そうしましょうか、私もあの中に行きたいとはさすがに思えないわねぇ~」
「そうですよね!それまで何して待ってましょうか?」
「そうねぇ~これから説明する時の台詞でも考えてみたらどう?貴方、正直に言って凄そうには見えないし喋り方だけでもなんとかしたら?」
「うぅぅ~そうですけどぉ~そんなはっきり言わなくてもいいじゃないですかぁ‼」
そう泣きそうになりながら少女は言った。
「でも私たちの立場的になめられるわけにはいかないじゃない?と言う事で、頑張って考えましょう?」
「はいぃ、分かりましたぁ考えます。でもどんな感じにすればいいのでしょうか?」
「そうねぇ~偉そうにしてみれば、あの人達みたいに」
「えぇ~むりですよ~偉そうにするなんて五分が限界ですよ~」
「はぁしかたないわねぇ~じゃぁ学校の教師みたいにしてみたら?それなら偉そうにしすぎ無くて良いんじゃない?」
「そうですね、それなら行けそうです!」
「そう?それならよかったわ。あっ向こうの混乱も収まったみたいだし、ほら行ってきなさい」
「わかったのです。行ってきます、って貴方も来なさい!じゃないと終わった後の彼との話し合いが進まないでしょうが!」
「フフフ冗談よ、ちゃんと行くから大丈夫よ」
「分かっていればいいんですよ!それじゃぁ今度こそ行きましょう」
「そうね、行きましょうか」
そして彼らの居?場所に着いた。
「もう落ち着いたようですね、それでは皆さんに今の現状について説明を始めましょうか…」
誤字、脱字など気になる点が有りましたら教えてください。