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黄昏は悲しき堕天使達のシュプール  作者: Mr.M
八章 Return 11月

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99/136

第99話 変わらぬ日常?

翌日。

3日ぶりに茜が登校してきた。


「もう大丈夫なのか?

 茜ちゃん」

心配そうに訊ねる洋に対して、

翔太は黙って俯いていた。

「ええ。

 もう大丈夫」

茜は明るく答えたが、

その前に一瞬だけ、

翔太の方に視線を投げたのを、

俺は見逃さなかった。

「茜が学校を休むなんて珍しいな。

 何かあったのか?」

「・・え、ええ。

 ちょっと具合が悪くて」

俺の問いに、

茜の答えが若干遅れた。

俺は茜の言葉に嘘の臭いを嗅ぎ取った。

茜と翔太、

2人の間に何かあったのだろうか。



そんな俺の心配を余所に、

俺達少年探偵団はこれまでと変わらず、

学校が終われば

『楽園』に集まって、

煙草を吹かし、

他愛もない話をして

笑い合う日々を送っていた。

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