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第86話 平穏という名の平凡な日常
葉山殺人事件(仮)の噂話も、
あの朝の全校集会以降、
子供達の話題に上ることはなく、
学校には
ふたたび平穏という名の平凡な日常が
戻ってきた。
そんな中。
俺の目に映るボス猿は
どことなく不安げで、
落ち着かない様子だった。
それを見て、
俺は時機が来たことを悟った。
犯人は己の欲望のまま少女を弄び、
邪魔になった途端、
その命を奪った。
その償いをしなければならない。
「口は災いの元」
あの朝。
校長は子供達にそう言った。
ならば俺は犯人に告ぐ。
「因果応報」
と。




