ただ心の声が聞こえるだけの能力が、思ったよりもチートでした

　コミュ障でどこにでもいるアラサーの自然大好きなおっさんが異世界に転生。
　女神からのありがたい助言を聞かずに人と会話しなくて良さそうという理由で人の心を読めるギフトを選択してしまう。読心術の選択を間違えたかと思うのもつかの間、魔法やスキルのレベルアップに意外と便利なことに気付く。
　転生後の世界は魔法という概念があるにもかかわらず転生前の現代文明よりも大きく遅れていた。さらに戦争の傷跡も残っており貧困や地域格差も問題になっていた。聞かなくてよかった心の声も、聞いてしまったからには放っておくわけにはいかないじゃない。
※語り手がコロコロ変わり読み辛い部分があります。