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心の奥底の感情

しかしそんな簡単になるわけはないことは知っていた。ただなりたい、しかしなれない。私は[あきらめる]という選択肢以外選べないような気がした。そんなこと考えていたある日のことだ。例のあの子は係りの仕事で残っていた。ペアの人はさっさと帰ったらしい。私は最近の予定に教室で泣く、という物ができて教室にいったら彼女がいるから驚きだ。私はこの心を気づかれないように近づいた。手伝おうか、と言って。一応笑顔を作っておいた。彼女は否定をするのだが私は引き下がれず無理やり手伝うことにした。そしてそれからは少しずつ彼女に近づいていった。他愛のない話をして。しかし彼女に近づくと共にある感情も近づいてきた。それに気がついたのはそれが目の前に来たときだった。徐々に来ていて全くそれまで気がつかなかった。そしてその感情を押し殺すようにまた夕焼けに染まった教室に行くようになっていた。しかしある日彼女に見られてしまったことに気がついた。しかしだからどう接したらいいのか分からなくて、そのことは気がつかないようにしたんだ。でも・・・心の奥底はまだ残っていた感情。そしてまた教室に帰り泣く。声を出さずに。しかし押し殺したいはずの感情は逆に募ってしまう。


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