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鬼花  作者: あ行
13/14

13祝い事 14不意に

200字以上にならなかったので二つ話を重ねます。

13

「どうしたんですか。このご馳走。」

「美味しそうだろう。」

 ちゃぶ台に置いている数々の品々。

「祝いじゃ。」

「? なんか祝うことありました?」

 きょとんと言う眼差しで鬼を見る。

「何も無いから祝い事じゃ。」

「? そうなんですね。」

ーーーーーーー

14

「いってらっしゃいませ。」

「おう。」

 風鈴の短冊が風にあおられたように、鬼が手を振る。

 ついたのは藤の花の所。

「いつ見ても綺麗じゃな。最後に見れて良かった。」

「迎えだ。」

 後ろから音がする。

「行かないと言ったら?」

鬼が怪しく笑う。

「こうする。」








 ごっ、

 耳の奥で鈍い音がした。

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