第五十四エピソード:神の住まう場所:
確かペンタグラムに世界を越える為の鏡があった筈だ
あそこから入って前に行った場所に着けば
事件の原因である試練の男神に会える筈だ
彼を倒せばもうコアとベルトは量産されないんだ
魔動力車でペンタグラムに走り事件のことを考える
よくよく考えると何故暴走するような道具をそのまま
持たせて事件を起こして来たのだろう確か最初は
武闘ライザーが素体コアを暴走させ俺が倒し
コアを改良して精神影響を無くしたそれは多分
このコアに似た装置を組織の本部で見た事が
有ったからなんだがどこで何故見たのか思い出せない
ゼン・アークが生きてればきっと分かったんだが
今更そう考えても存在しないのだ自分達で
何とかしよう、ペンタグラムに着き倉庫から
前入った場所へとむかうもう少しだ確かここにある筈
ドアを開けるとポツンと鏡だけが存在する
「みんな準備は大丈夫か?」
皆が頷き鏡に触れ神々の世界へと入る
何故か前見た場所と違い大階段の前だこの奥にヤツが
待っているんだ、ゆっくりと階段を登ってゆく
階段を登り切った時見覚えのある顔いやマスクがいる
「遅かったなゼタ、親父の話しは聞いたよな?
オマエが組織の幹部になり得る話だ十分に
踏み潰さないと、何をするか分からないからな
オマエとそれを知る親父には死んでもらったよ
オマエよりさぁ…俺の…ゴック・アークの方が
相応しいだろ?なんせ半端に人間が混ざって無いんだ
誰が総統の玉座に座るに相応しいのかわかる筈だ」
何故こいつがここいる?
「何故親父が死んだのか分からないぐらいだ
オマエは挑んだ事が悲しくも悔しくも無いだろきあ
相応しいのはこの俺一人だお分かり
いただけるかな?…テメェの少ない脳じゃ無理か?」
結局コイツが掌で全部転がしてたって事か?
だが何故コイツがこの世界に来てるんだ
「何故俺がいるか分からないって顔だな?
この世界にオマエ達を叩き込んだのは俺だ
その世界に入るぐらい出来て当然なんだよ
それをオマエ達はまるで幸運で生き延びてきた
みたいに勘違いしてコアなんてものまで
生み出してくれた、いや感謝してもしきれない
だからさ…俺は最悪の最後をプレゼントしたぜ
あの獅子心蟲とかいうのは組織の新たなビジネス
に使う為に生み出したんだよ、敵陣にばら撒き
殺戮後に自爆装置を…ボン!!て具合に戦争に役立つ
各国が喉から手が出るほど欲しがるだろうさぁ…」
全てが分かった俺達はこの悪意に踊らされ
気づく間も無く奪われた分かっていたが
コイツには悪意しか無い人間性何か残ってない
「オマエ自分の親を殺してまで、何がしたいんだ!」
バッと手を広げ奴は笑い言う
「俺は怪人なんだ、オマエと違って生まれついての
怪人なんだだから世界に悪意をぶち撒くのが普通
世界に恐怖混沌策略暴力それらをぶち撒くのが
本質的な存在意義なんだよ、そ、れ、が、当たり前
俺の生きる意味喜びと言えるかもしれないなぁ…
それに引き換えオマエは窮屈な偽善心で他人を助け
その結果自分の親父までブッ転がしたわけだなぁ?
なぁどっちが怪人として正しいんだ?俺?オマエ?
まぁ兎に角さぁ…世界の命運を賭け殺り合おうぜ」
俺は悪意を遮るように叫ぶ
「俺達は試練の男神を倒しに来たんだ!オマエと
じゃれあう時間なんて無い!そこをどいてくれ!」
クックックという笑い声が響きわたる
「そんなもんはなからいねぇよ!試練の男神様も
他の神様も全部全部このコアの中だこの世界はもう
俺達の新組織パラサイトの掌、掌握済みなのさぁ!」
ヤツは手の中でコロコロとコアを遊ばせ
ニヤリと笑う仮面の上からでも不気味な笑みが
伝わってくるこれほどのヤツが何故今まで
何もせずじっとしていたのだろうか?違和感が有る
「俺もこんな事はしたく無かったがあの何つったか
ヒーロー気取りが怪人製造を止める為に母さんを
殺しちゃったろ?そう怪人を素体を生み出す能力は
母さんと父さんのみが持っていただから弱い方から
って事で母さんが犠牲になったが父さんは
みんなに組織を辞めたい者はいるかと声がけして
結局母さんを奪われても復讐すらしなかった
だからもういらないと思って異界に流した
そうなると君が父親の仇を討つかもしれない
だから正直怖かったね、まぁ同じように異界に流し
その結果どうなってるか調べて今回の計画を
思いつけたわけだがここに来るともう君は邪魔だ
だから邪魔者は全部消す事にしたんだ一人残さずね」
俺は武器を構え敵を睨む警戒心も寧ろ関心も無い
そんな感じだニヤけずらが鼻に付く
A子がコアを握り変身するイエローやブルー
武闘ライザーも変身する俺も最後を最後の戦闘の為に
タキオンフォームに変身し時間を止め
数発を一気に叩き込み攻撃する更に加速させるが
「残念だが通用しないよ」
と言いやはり誰がと普通の技じゃ
通じ無いようだどうする他に方法は
無いのか何か怯ませる方は力が足り無いのか?
「ゼタこれを使って!」
A子が投げたベルトを掴み俺の持つのと
三つのベルトをそれぞれ反応させ
コアを一つに繋いでいく頼む何か少しだけで良い
俺達にゴック・アークを倒す可能性をくれ
「そんな事をしても俺に勝つ事は出来ない
さぁ死ぬ準備はできたか?終わりにしよう」
その時ゴック・アークが持つコアから光が放たれる
「なっ何だ?!熱ッ!?」
ゴック・アークが離したコアと
俺達のベルトが一つになり眩い光を
放ち声が響き渡る
「エピローグインフィニティ!
エンドブレイカー!!!」
ベルトを掴み出会った人々を思い出す
!マークがVの字に開き金色に輝く黒いレンズ
金色の仮面虹光するマフラーをたなびかせ
全体が金色に輝き何だか凄く眩しい
「このベルトは今まで俺達が歩んで来た過去
そして今から創り出す未来を願うコアとベルト
オマエが終わりをもたらすなら俺がこのベルトで
オマエの終焉を破壊して未来を創りだす
俺はエンドブレイカーゼタ世界を創り出す者だ」
俺の言葉にゴック・アークは怒りを表し
「ふざけるな!面白くも無い!俺はそういう
繋がりだの未来だの語るやつが大嫌いなんだ
俺の全力で滅ぼしてやる覚悟しろよ」
いつかはそうなると思ったがゴック・アークが
ズンズンと巨大かしてゆく地面が揺れ
地が裂けてもまだ巨大化するこの空間が崩れそうだ
俺達が外に逃げてもまだヤツは巨大化してるようだ
空を見上げると巨大なゴック・アークがニタリと
笑い俺達を見下ろすここまで巨大化できるとは
「このまま戦うとこの星に被害がでるから
ちょっと宇宙まで行って倒してくるよ」
俺は近くの空間を宇宙に繋ぎ飛ぼうとする
「待ってくださいコレ僕の御守りです
みんなだと思って持っていってください
そして勝って帰って来てください貴方は
その…みんなのヒーローなんですから」
皆が俺を見て頷く信頼を感じ身体の奥から
力が湧いてくるあまり贔屓はしたくないが言わないと
「A子ちょっくら勝ってくるから安心してくれよ」
その言葉を伝えて俺は宇宙に飛び出した
暗い宇宙空間に俺とゴックアークだけがいる
『くらえ、ゼタ!ァアア!!』
巨大な拳が迫って来るが落ち着いて弾く
あまりに遅いどれだけ力を込めていても
今なら簡単に弾けるただのデカイだけの攻撃
「何だ小さい時の方が強かったんじゃないか?」
巨拳乱打が降り注ぐ拳を一つづつ弾いてゆく
『何故何故当たらない?!力は俺の方が強い筈だ』
ふぅ飽きて来たぐらいだが今の俺だから耐えれる
大した技だがでも勘違いしている強くなってなんて
無いんだ、繋がりを全部切って自分を文字通り
大きく見せてもどうにもならない時があるんだ、
「言い方を変える…オマエはガキの時の方が
親父や母さん戦闘員達といた時の方が
百億倍強かったコレだけは間違い無いね
全部無意味に切り捨てて一人になって弱くなった
オマエと俺の違いなんか誰が居てくれたかだけだ
普通に何か間違えてたら逆だっただろうさ」
今まで会ってきた皆の繋がりを感じ拳に力を集める
地上のみんなの繋がりをこの拳に込めるんだ
眩い光が拳に宿り地上の皆に存在を示す
皆が空を見上げて恐れそして願った
誰か、いや、ヒーローまた助けてくれと願った
「森羅万象!結絆拳!!!!」
ゴック・アークの拳からゆっくりと身体を
繋ぐ細胞が崩れて綻びてゆく
『ぐあぁああ……!!』
元の小さな子供へと細胞がゆっくり
変化し繋がってゆくそして地上へと落ちてゆく
それを抱え俺は地上へ降りて行く
熱や寒さから小さなアークを守りながら
降りて行く少しずつ大地が近づき皆の顔が見える
「……ただいま」
A子が微笑み抱きしめてくれる
「おかえりゼータ」
コレでもう世界が混乱に巻き込まれる事は無いのか?
俺がそう思っていた時コアからぼんやりとした
何かが抜けて形作られてゆく
「ふぅ〜やっと出れた」
「いや〜まさかこんな事になるなんて
思わなかったですよ〜」
もしかして噂の二柱の神様か?
「ゼータ君いやその力を持ったのだから
聖神ゼータと呼ぶべきだろうか?」
俺は首を傾げ聞き返す
「それってどういう事ですか?」
二人は顔を見合わせて女性の神が話しだす
「貴方が使った力は何かあった時人に宿り
新たな神として世界を守る為の力なんです
望もうが望むまいがもう既に貴方は神格を持ち
この世界を見守る契約になってますので
何とかその力を使い世界を守っていただかないと
少し困ってしまいますと言って生者に急に神になれは
乱暴なので貴方が天寿をまっとうしてからで
大丈夫ですが、それでよろしいでしょうか?」
ずいっと近づき少し圧があるがアレを話しておこう
「そのこちらに来た時寿命が無くなった
ようなのですが、俺はどうすれば良いんでしょう?」
今度は主神様が話しだす
「真に珍しいが現人神として人間の世で暮らし
半神半人として生きてもらうしか無いが、
まぁそれも数十年先になるので心配めさるな、
しかし珍しい結果になったものだ、
まさか此度の観測者はそこまで考えて決めたのか?」
女神様が首をぶんぶんと振り言う
「いやいやまさか〜あの人わりと適当ですよ」
主神は頷き何か納得している
事件の原因ではあるがいったいどんな人なのやら、
取り敢えず俺は適当な期間、ざっと周りが天寿を
まっとうした頃に、この世にいながら神として
働く事になった何をするかは知らないが
まだ皆と一緒に生きてゆけるならありがたい話しだ
となると喫茶ジンロに帰って仕事をしよう
{ジンマキアの裏路地付近花壇と看板が目印の店
今日もガヤガヤと店は賑やかだ、たまに料理をしたり
しながら、依頼だ仕事だ大忙しまぁ住めば都って感じ
でその日が来るまで面白楽しく、くらしてるよ}
-FIN-
長らく応援ありがとうございました一度今回で最終回
次回作に期待して高評価、感想、ブックマーク
お願いいたしますソレではまた




