第三十八エピソード:獣人族の村:
村を出て数十キロキャンピングカーで走り
着いたのは獣人族の村なのだが見た感じ
猫族や犬族よりリザードマンやバードマンが多く
しなやかな狼族や屈強な熊人族などがおり
おそらくだが幾つかの群れが集まり出来てる
村のようだ、しかし魔族の血が混ざってる
からか?角がある者や背中に鉱石の生えた者
様々な者達がいる、複雑な村のようだ
珍しく辺りを見ていると声をかけられる
「旅人さんには珍しいですかな?」
声の方を振り向くと身なりの良い老人が
ニコニコしている、この村の偉いさんだろうか?
「いや他所では中々見ない種族だったので
彼方の鉱石の生えたリザードマンとか
角の生えた狼族とか、すいませんキョロキョロして」
俺がそう言うと老人は首を横に振り
「魔族に興味を持ってもらうのは有難い事です、
本人達はともかく、私は素晴らしい事かと思います
私は魔族研究家で村長のブラドともうします
複数の群れでなされた珍しい村です、是非とも
ゆっくりしっかり見ていってください」
この人が村長か、まぁ困って無いなら良いが
あまりキョロキョロするもんじゃないな
二人が村外れの商人ギルドに行ってる間に
店でも見ておこう、そろそろ次で目的地に着く
何か良い店はあるだろうか?村長に聞くか?
「あのこの村らしい何かって有ります?
今日初めて着いて、詳しそうな知り合いは
今仕事中でして、何かあります?」
「そうですね…タレ炒めうどんとか
揚げ饅頭、薬草と肉の炒め物辺り?あとは
特殊金属のアクセサリーや武具ですかね?
近くの鉱山で働いてる人が多いので
特殊金属はドンドン入るし、念の為ですが
すぐに作れて火災時にすぐ壊せるように
あと魔族領は地震が少ないので、
家にあまり使わなくて良いので商品に出来ます」
食い物屋か装備品かどちらにしようか?
今日は装備にしておくか、後で時間があったら
飯にしよう、他はどうしようか?
「アクセサリーってどちらに有ります?
ちょっと気になったのですが?
土産屋物屋ですか?ここら辺には
見当たりませんが結構村の奥にあるんですかね?」
俺が聞くと村長はまた首を横に振り
場所を教えてくれる、どうやら服やアクセサリーは
鍛冶屋で装備カタログから選んで
サイズを計って作ってもらうらしい
大体アクセサリーは三時間かかるようだ
服などだともっとかかるものも有るらしい
となるとアクセサリー一つぐらいか
「鍛冶屋で見てもらいます、
村長ありがとうございます、色々見て決めます
お身体気をつけて暮らしてください」
村長はニコニコと挨拶を返してくれる
「あと宿が無かったらウチに来なさい
何もあまりだせないが泊まる家は三つ程有る
多分泊まっても窮屈にはならないはずだよ」
うん有難い、二人が仕事を終え再会したら
村長の家の件相談してみよう




