表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
溺愛されてる貴族令嬢は、小さな竜人を義弟(おとうと)にしました。  作者: 竜ヶ崎彰
6章 学院体育祭

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

89/143

86.『お気をつけて!』って言っている時点で問題大ありだろ!

「おいおい、なんだありゃ!?」


「強い風!」


 観客席がわいわい騒いでいるのが聞こえた。


 私も驚いた。

 ティオとガレオが先頭を走っているといきなり左右から"強風の魔法"が発動したから…。


「いったいどうやって?」


「おそらく()()()が仕掛けてあったんだろう…」


「魔法陣?」


 ーー「魔法陣(まほうじん)

 文字や(シンボル)を書いて魔法を封じ込める魔法の一種。

 封じ込めて発動に制限や時間を決める事で、自動的に封じた魔法が放出される。


『風の魔法に当たってしまった2人の選手!さあ切り抜けられるか!?』


「こ、こんなもの、うううううううう!!」


「私だって…うぬぬぬぬぬぬぬぬ!!」


 2人とも、風による猛攻もあるけど、諦めずに前に進んだ。

 2人はようやく風の魔法から出られたと思ったらその瞬間に風が止まった。


 どうやら効力が切れたか一時的に止まっただけみたい…。


 風が治まった事で私や他の生徒たちも全力で走った。

 そして数秒後に、風の魔法陣がまた起動した。


「うわあああ!」


「いや~!」


「止まったんじゃねえのかよ~」



 とにかく私達はティオ・ガレオについて行くみたいな形で走った。


 するとまた魔法陣が起動した。


 ブルルルルルルル!!


「うわああああ!頭が!!」


「こ、これは!?」



『おやおや!次は"(ノイズ)"の魔法だ!ちなみにこの"(ノイズ)"の魔法はちょ~っと頭に響く程度だから、体に影響はないので心配しなくて良いよ!」


「頭に響く時点で"影響"出てないか…」


 今度は2人とも頭を押さえてしゃがみ込んじゃった…。

 "(ノイズ)"の魔法って、恐ろしい…。


 でも、さっきの強風の魔法と比べたらか、他の選手達は耳を塞いで進んで行っていた。


 なら、私も…。


 私も耳を塞いで突っ切ると、ある程度"(ノイズ)"の自身に対する効力が微量になっているのに気が付いた。


(これなら突破できる!ティオ、ガレオ、ごめんね!)


「お姉ちゃん…よし!僕も!」


「私も!」


 他の選手の行動パターンに気付いたみたいで、ティオとガレオも耳と塞いで動いた。


 そして、次の魔法陣のスポットは…。


『お~っと…これは!?』


 ドカーン!


「ぎゃああああああああああああ!!」


『なんと!"爆破(エクスプローション)魔法"のエリアだ~!!』


「え、"爆破(エクスプローション)"」


 今度は爆破エリアって、なんでこんな危ないの!?


『大丈夫です!この爆発は少量の魔力なので、問題ありません!どうかお気をつけて!』


「おい!『お気をつけて!』って言っている時点で問題大ありだろ!」


 なんか、危なさが増している!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ