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7歳になりました 10(領地でのびのび)

私は、学校設立に向けて教育要領と学習指導要領を作りました。子ども園、小学校、中学校、高校のものは同じ街で縦のつながりとして互いに教育要領などを交換していたから見てたんだよね〜!だから私のチート魔法で作り出せて本当によかった!!っていうか、よく考えたら自分で曲を書き起こさなくても作れたんだなって思うと、ちょっとやるせ無い気持ちになったよ…。まぁ、よく考えなかった私が悪いんだよ…後悔なんてしてない…ぐすん…。


魔法で作った教育要領や学習指導要領をそのままではこっちで使えないので、少しこっち向けに改良しました。あと、魔法のことについても加えたよ。これでバッチリだね!!




私は今日は、街に来ております!!


今日来たのは、図書館を作る場所の下見に来たの!!こっちには前世では当たり前だった公共施設がまだまだ足りないんだよね…。ジファール公爵領は冒険者も結構来るので病院はあるんだけど、ポーションとかエリクサーはあんまり流通して無いみたい。なので、必要な薬草を私のチート能力で生産可能な専用ハウスを作ったので、今後は安定的に採れるので怪我や病気で大変な人の役にたてるんじゃ無いかと思ってる。私も病気で死んだから治らない辛さがわかるんだよね…。他にも色々と欲しいものがあるから優先順位を考えて作っていかないとね!!


そんなことを考えながら歩いていたら、大きなお屋敷の前につきました。街の中心から少し離れているけど、広さは十分だし庭園の花々を見ながらみんなが散歩するのに丁度いいよね!!でも、この建物は持ち主がいるらしくて譲って欲しいって言っても断られたみたい…。住んではいないようなんだけど、何か事情があるのかな…?


「ここ、すっごく図書館にするのは丁度いいんだけどね…」


「そうですね。でも、旦那様の話では譲ってもらうのは難しいようですね…」


「そうだな、まぁ…持ち主がアイツならしょうがないか…」


「あいつ?」


「お嬢様が気にされることではありませんよ。ランス余計なことを言うな」


「あぁ…すまん」


「???」


何だか訳ありの人が持ち主なのかしら?まぁ、しょうがないから次の候補の場所に向かおうとしたら何か聞こえた気がした。


「ねぇ…今、何か声が聞こえなかった?」


「?いえ、気がつきませんでしたが…」


シドさんがすかさず周囲に探索魔法をかけます。


「お嬢様!何やら奥の庭で誰かが倒れているようです!!」


シドさんがすかさず魔法を展開して、閉まっていた鉄の開けようと試みましたが頑丈な守りの結界がかかっているそうで、扉以外からの侵入も難しいようです。


「お嬢さは!!これには解除するのに時間がかかりそうです!!」


「ではここは私がやってみる!!」


「「「お嬢様?!」」」


私はすかさず魔法を無効化するイメージをして魔法を発動する。


パァーン!!!


「よし!できた!!みんないくよ!!」


「「「お嬢様、我々が行きますのでお待ちください!!」」」


「ごめんね!!時間がなさそうだからエメ様に運んでもらう!!エメ様!!お願いします!!」


『いいよ。一緒に行こうね!!君たちも運んであげるよ!!』


私達は一瞬でエメ様の風で運んでもらう。着くとそこにはガゼボの壁に手をついて胸を押さえて苦しんでいるおじいさんがいました。


「おじいさんっ!!!」


私は思わずおじいさんに駆け寄り抱きしめます。それと同時におじいさんの苦しみが治るように魔法を発動します。強い魔法を発動したせいで思はず虹色の光を放ってしまった。でも、今は一刻を争う事態だからしょうがない。

おじいさんは私を見て何か呟いていたけど、目を瞑って眠ってしまった。顔色も良くなったし、もう大丈夫だと思うけど心配だから目を覚ますまでそばについて様子をみることにしました。


ランスさんに、屋敷の中に運んでもらい、中にあったベットにおじいさんを寝かせてもらう。


「ねぇ、みんなはこのおじいさんのこと知っているの?おじいさんが倒れたって家族の人に知らせてあげたいんだけど…」


「…多分、家族はもういないと思いますよ…でも部下は大勢いると思いますが」


「じゃあ、部下の人に知らせてあげてほしいの!おじいさんが倒れたって知ったら部下の人が心配すると思うの」


「…分かりました。では連絡魔法を送っておきます」

シドさんは連絡魔法を展開して魔法を送ってくれた。


私はおじさんの額に触れて体調を確認する。熱はないかな?

私がおじさんの額に触るとおじさんがゆっくりと目を覚ました。


「おじいさん!!痛いところはないですか?」


「…セリ…ァ」


「え?私のこと知ってるの?」

あれ?私ってこのおじいさんにあったことあったのかな?全然覚えてない…


「おじいさん、ごめんなさん!私、おじいさんに会ったの忘れているみたいなの…」


「………いや、初めて会うよ…すまない。私の亡くなった娘と勘違いした…」


「私、おじいさんの娘さんに似てるのね…嬉しいわ」


すると、おじいさんは悲しい表情になり俯いてしまった。まだ、娘さんが亡くなった傷が癒えていないのね…。


「おじいさん、シドさんがおじいさんの部下の人に連絡を送ってくれたの。だから、部下の人が来るまで横になって休んでいて」


「あぁ…でも眠れそうにないんだ…娘が死んでから、あまり眠れなくなってしまった…」


「じゃあ、私が物語を読み聞かせしてあげるね!」


おじいさんの心の傷が深いみたいね…よくみるとすごいクマができてる…。


私は先生時代に読み聞かせていた絵本をアイテムボックスから取り出しました。これは私の魔法で新たに作った絵本。こども園や学校に置こうと用意していたもの。


この絵本はお月様が出てきて、娘さんがお父さんに月を取ってもらおうとする話…。可愛らしいお話が少しでもおじいさんの心を癒してくれますように…。


私が読むうちにおじいさんは穏やかな表情になり、眠ってしまった。


しばらくして、部下の人が来たので事情を話しておじいさんのことをお願いして帰りました。そして、明日また改めてお見舞いに来ますと伝えて…。

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