3日目
GM:では3日目の朝です。病気ダメージは今から発生します。
コナー:生命抵抗判定は?
GM:明日の朝からだね。
コナー:ちくしょう!
GM:で、本日はどうする? ウルスラはなにか依頼を受けてほしそうに君たちを見ているけれども。
ティナ:わし的には、魔法装置の情報がない以上、請けておくべきだとは思うがのー。
ニルギリ:いいんじゃないですか?
GM:ではクエストを受けるということで、ウルスラは「ムコソール草という薬草が10個欲しいの」と君たちに依頼をする。「これは病気を治すために使うものでね。報酬は私の知ってる情報ひとつと、ひとりあたり100ガメルでどう?」と聞く。とはいえ値上げ交渉は受け付けないよ、と言外に釘を刺すが。
ティナ:ま、しゃーないじゃろ。
ニルギリ:そのムコソール草というのはどこにありますか?
GM:「いつもは露店市場で買ってるわ」と言うね。ちなみに100ガメルだそうだ。
ティナ:それ、10個買ったら1,000ガメルなんじゃが……。
コナー:どっかで採取できる、とも取れるな。
ニルギリ:まぁそれがメインなんでしょうけどね。
ティナ:仕方あるまい、霧の街をうろついて、ブロック埋めじゃな。
ニルギリ:そうですね。ではまず……どちらに向かって進みますか?
コナー:とりあえず端から埋めるつもりで、西に行かないか?
ニルギリ:そうしますか。
GM:では西のブロックに移動します。パラグラフを決定するよ(ころころ)
○3日目:朝 【32:ヤムールの酒場】
GM:ほったて小屋のような小さないえいえから立ち並ぶ界隈に、1軒だけ立派な3階建ての建物が姿を現す。見ると、建物には交易共通語と汎用蛮族語で、「ヤムールの酒場」と書かれた看板が掲げられている。たくさんの奴隷や浮民が出入りしているようだ。
ティナ:ほぅ、酒場! 情報収集に向いて、幸先がよいな!
GM:どうしますか?
ティナ:中に入って情報を集めよう。
コナー:まぁ蛮族相手なら俺が聞きこむんだけど。
GM:奴隷とか浮民メインだから、蛮族はあんまり見えないね。店の中は、客でごった返している。店員らしい奴隷がせわしなく動き回り、酒や料理を給しているようだ。カウンターの奥には、むっつりとした顔つきのドワーフがいる。腕には名誉蛮族の証が付けられていて、また客はサイコロ賭博に興じている。どうやら2階から上は宿泊施設のようだ。起きたばかりだとでもいうような奴隷が降りてきたり、ぎゃくにこれから部屋で休もうとするやつらが上がっていったりしている。
ティナ:ふぅーむ……とりあえず酒じゃな!
GM:エールは1杯5ガメルだ。食事は7ガメル。あと、すべての薬草類とポーションを販売している。しかし、ムコソール草だけは売っていない。
ニルギリ:ではコナー、5ガメル渡すので頼みますよ。
コナー:俺かい!
GM:ではコナー、君はどうする?
コナー:……とりあえず、エールを頼んで、ヤムールにムコソール草について聞く。
GM:ヤムールは君の顔を見て「……ああ、広場で蛮族を斬った奴か」と口にする。ヤムールはコナーを信頼できる人間として見るようだ。★を2つ獲得すること。
ニルギリ:なるほど、つまり信頼を得たということですね。
GM:なお、今後は彼をキーパーとしてもよい。彼の奴隷になる場合は、申し出ればいつでも奴隷をやめることができるよ。
ティナ:いや、今はウルスラの世話になっておるからの。
GM:ちなみに、信頼を得た場合はここで宿泊してもいいよ、無料だ。
コナー:マジか。
GM:ただまぁ、時々手伝ってくれよ、とは言われるけれど。
コナー:まぁ、そうだろうなぁ。
GM:それと、ヤムールは【41:追剥ぎ小路】にいるメルキオレという青年が、抵抗組織"風の旅団"の一団だということも教えてくれる。ヤムールの口利きだと言えば、拠点に案内してくれるだろう。なおこの時点で、固定クエスト「"風の旅団"と接触せよ」が発生する。クエストは無期限だから、とりあえず放置でも構わないけれど、ブロックは決定する。
ティナ:わかった。
GM:では【41:追剥ぎ路地】はどこか(ころころ)翡翠の塔の東にあるようだ。
ティナ:遠いのぉー。
ニルギリ:まあ、後回しでも構いませんしね、ひとまずはいいでしょう。ところでムコソール草はどこで手に入るか聞いてくれませんか?
コナー:じゃあ、聞いた。
GM:知っているやつは誰もいないようだ。
コナー:ちくしょう、空振りかよ。
GM:ではこの時点でtbは昼にるので、コナーは2点のダメージを受けてください。そして次の行動を決めてください。
ニルギリ:何もやることがないので、北へ移動ですね。
GM:ではパラグラフの決定を行います(ころころ)
○3日目:昼 【43:鮮血城】 1F
GM:増築に増築を繰り返したようないびつな建物がそそり立っている。固く閉ざされた鉄製の両開きの扉には、汎用蛮族語と交易共通語で「入れば命の保証なし。とっとと帰れこの豚野郎! 鮮血城の主」と書かれた札がかかっている。
コナー:うわー、ヤッバいやつが住んでそうな城だなぁおい……。
GM:ちなみにどうする?
ニルギリ:正直、逃げたいところではあるんですが……うーん、この札の頭悪い感が、あまり危険性を感じさせないんですよね。
ティナ:マヌケな文章よな。
ニルギリ:それどころか、家主が蛮族ならわざわざ交易共通語で書きますか? という。
一同:あー……。
ニルギリ:まぁ、奴隷が読めるようにするため、といえばそれまでですが。
コナー:確かに。汎用蛮族語だけだったら俺、読めなかったな。
GM:どうする?
ニルギリ:探索してみます?
コナー:死にたくはない……けどニルギリの言葉を信じるならここに蛮族はいなさそうなんだよなぁ。
ティナ:ま、進んでみようではないか。
コナー:勇気あるなぁ。
GM:では、君たちは両開きの扉の前に向かう。
コナー:念のため、罠探索。
GM:目標値は「11」だね。
コナー:(ころころ)ん、成功。
GM:(ころっ)爆発トラップが仕掛けてあった。解除には目標値11が必要になる。
コナー:余裕だな、6以上だし。
ティナ:フラグを立てるでないわっ!
コナー:いやさすがにそうそう失敗は(ころころ)ほら、しない。
ニルギリ:それでもあなた、前科があるんですからね?
GM:では爆発トラップを解除することができた。★ひとつを獲得する。
ニルギリ:よし、いい感じですね。
GM:で、鮮血城の内部に入るわけだけれども。鮮血城は地上5階、地下2階の構造になっています。部屋はランダムで決定するので、何があるかはわかりません。まぁ一度決定するとそれがずっと固定されますが。なお、明かりはない。
ニルギリ:もったいないですが、【ライト】を使います(ころころ)杖の先に明かりが灯りました。
GM:ではまず、1階おっと。いきなりこれ? 図書室になっているようだ。天井にまで達する本棚にはびっしりと本が詰まっている。そこでは女性型ルーンフォークが本の管理をしているようだね。彼女は自身を"眼鏡司書"マーサと名乗る。
ニルギリ:……いきなり友好的接触ですか。
GM:中立的かもしれない。まぁともかく、【フラッシュライト】をつけたマギスフィアを持っているようだ。「本を探したいのであればお申し付けください。ただし、報酬として100ガメル頂戴いたしますが」と答える。
ティナ:ふぅーむ……これ対蛮族用の魔動機について聞いたらそれに関する書物探してくれる感じかの?
ニルギリ:ムコソール草の情報も欲しいですよ。
GM:えー……っと、そうだね。ムコソール草の情報はないけれど、魔法装置については「2冊ほど心当たりがございます」と言う。「ただ、なにぶん蔵書の量が多いので、見つからないこともございます」とは言うね。具体的には目標値「12」の探索判定。マーサに手伝ってもらうとボーナス+3がつく。
ニルギリ:内容によるんですが?
GM:えーっと……じゃあ「四祖の伝説の存在」と、「シェラシースの光の存在」の2つだね。魔動装置そのものはシェラシースの光の存在だ。ヒントになりそうなものはもうひとつのほう。
ニルギリ:では、コナーにはシェラシースを探してもらいましょう。我々はもう1つのほうを探索する形で。200ガメル払います。
GM:はい、まいど。
コナー:んじゃ、期待にそえるよう頑張ってみますか。出目5以上で(ころころ)成功。
ニルギリ:私らは平目で9以上ですね。(ころころ)6でした。
ティナ:出れば最高なんじゃがなー(ころころ)いちたりん。
GM:では「シェラシースの光」についての情報を得ました。それはそこかしこにある街灯のことで、このシェラシースの光が灯された時、穢れを持つものは、すべての行為判定にその穢れ度と同じだけのペナルティを受けます。で、このシェラシースの光に魔力を供給する魔法装置が、翡翠の塔の地かに存在します。ここに運河の水を流し込むことによって作動するようですが、現在は水門が閉まっており作動していません。
ティナ:ふぅーむ……これを起動すれば、霧の街はずいぶん過ごしやすくなるようじゃな。
GM:はい。ヤーハッカゼッシュですら-4のペナルティですね。アンデッドなら-5ペナ。
ニルギリ:我々の求めているであろう魔法装置はこれみたいですね。
コナー:だな。
GM:はい。では図書館のイベントが終了したので、★ひとつ獲得し、tbは夕方になります。コナーは2点のダメージを受けてください。
コナー:いてて……。
○3日目:夕方 【43:鮮血城】 B1
GM:で、次はどう行動しますか?
ニルギリ:上か、下か。
ティナ:城主は上にいるもんじゃろうし、下に行こう。君子危うきに近寄らず、じゃ。
GM:はい。では地下に移動しますが……罠感知判定。
コナー:え、階段に?
GM:扉に。
コナー:いや、扉あるなら罠探知するわ。
GM:まぁそうだよね。目標値は「9」です。
コナー:(ころころ)楽ちんだな。
GM:(ころっ)毒ガスの罠ですね。解除も目標値「9」です。
コナー:(ころころ)ファンブル。
ティナ:おいっ! おいっ!?
GM:受けたら2dの毒ダメージだけど。
コナー:……これなら俺だけ受けて、回復するか。
GM:まあ罠に巻きこまれないように離れるっていうのは当然だろうしね。じゃあ(ころころ)7点ダメージ。
ニルギリ:はい、救命草。
コナー:悪ぃな(ころころ)3点回復。切実にレンジャーが欲しい。
ティナ:もう一発吸っておけ。ポジ的にはタンクじゃろ。
コナー:だよなぁ(ころころ)3点。
GM:地下1階は温室になっているようだ。暖かく、植物が生い茂っている。天井が発光し、真昼のように明るいぞ。そして見たことのない果実が(ころっ)3つ実っている。食べてみるかい?
コナー:よしとく。
ニルギリ:やるとしたら探索でしょうね。
GM:探索しても特に何も見当たらないよ。★ひとつを獲得して、tbは深夜だ。
コナー:2点のダメージが痛い……。
ニルギリ:経験点の宝庫ですね……ひとまず、降りてみますか?
ティナ:まだ行けるはもう危ない、ではあるが……
コナー:とはいえほとんど消耗はしてないし、だいいち夜中の移動はちょっと厄い。
ニルギリ:日付をまたいで、睡眠不足ペナを受けてでも、安全な朝方に移動しましょう。
ティナ:それが一番かの。
GM:はい、ではB2へ移動します。
○3日目:夜 【43:鮮血城】 B2
GM:で、B2への扉ですが。
コナー:(ころころ)見つけたぞ。
GM:はい(ころっ)落とし穴ですね。深さ5メートル。落ちた場合の落下ダメージは深さの3倍である、15点になります。防護点有効。
コナー:受け身がとれるから、まぁ、死にはしない深さだな。解除した。
ティナ:こう、ほんと、お主ってはムラッけがあるのよな。
GM:では何事もなく(ころころ)檻の部屋に到着しました。部屋の左右にふたつずつ、幻獣を1体ずつ閉じ込めた檻があります。その背後にはそれぞれ扉があるようですね。
ティナ:……進みたければ幻獣を倒せ、というわけか。
ニルギリ:檻にはちゃんと鍵がかかっているんですよね?
GM:はい。かかってますね、目標値は9ですが。
コナー:強さとか知りたいから、魔物知識判定していいか?
GM:遭遇表でランダム決定だから、面倒くさいんだけど。
ティナ:めんどくさいて(笑)
コナー:檻越しにぶんなぐれねーかな。
GM:ひっでぇ話だなおい。目視は可能だけど、≪鷹の目≫がないとターゲットにできないって裁定にするよ。檻は遮蔽扱い。
ティナ:ふぅーむ……どうする?
コナー:とりあえず、檻の鍵を探すのが先じゃねーかな? 4回も解除判定してられねぇよ。
ニルギリ:あなたのダイス目だと1回2回は失敗しますもんね。
コナー:失礼なやっちゃなー。否定できないけど。
GM:わかりました。では探索判定、目標値は「10」です。
コナー:知力あげてぇーなー(ころころ)ぴったり成功。
GM:では、皆さんは本当の扉を発見します。鍵はかかっていませんでした。
一同:……。
GM:いや、性格悪いギミックだなぁー。
コナー:ほんとだよ!
GM:では★ひとつ獲得してください。
コナー:念のため罠探索するぞ。
GM:はい。目標値は相変わらず9です。解除も9です。
コナー:(ころころ……)どっちも成功。
GM:では扉の罠を解除できました。あとtbが深夜になります。
コナー:2点ダメージほんとひで。
○3日目:深夜 【43:鮮血城】 隠し部屋
GM:B2の隠し部屋を開くと、正面に青白く輝く巨大な人影が立っている。
一同:!?
GM:人影は雷のような大声で、「この不埒者! ただちに立ち去れ!」と君たちを恫喝する。同時に、周囲には稲妻が走った。
ティナ:バカな! 城の主はてっぺんでふんぞり返っているものではないのか!?
コナー:[変転]はまだ残ってる……が、青白い巨人ってなんかいたっけ?
ニルギリ:青白いってことは、フロストジャイアントでしょうか? でも、彼らは雷なんて使いませんよね?
GM:そもそもフロストジャイアントってソードワールドにいたっけ? ……まぁ、それはそれ。そんな違和感を覚えたニルギリは真偽判定をどうぞ。ほかの2人もやっていいよ、サプリにも「真偽判定を行う」って書いてあるし。
一同:偽物かよっ!
GM:まだ偽物かどうかは分かんないけどね、君ら。目標値は9だ。
コナー:冒険者レベルと知力か。6以上で(ころころ)成功した。
ティナ:(ころころ)成功じゃな。
ニルギリ:(ころころ)はい、余裕です。
GM:魔法装置で投影された偽物だね。
ティナ:やっぱり偽物ではないか!
GM:ティナがそう叫ぶと、奥のほうから「はわわ、バレちゃった」と若い女の声がする。部屋は黒井カーテンで仕切られていて、その奥は寝室になっているようだ。その寝室には、1人の少女と、1人の女性型ルーンフォークがいる。
コナー:……彼女が、この城の主ってことか?
GM:はい。鮮血城の主ギュスタフ――の娘のユディトです。ギュスタフはもう亡くなっていて、彼女は父を継いでマギテックとなり、ここで魔動機の研究を行っていたようです。ルーンフォークのほうは"お母さん"アデと呼ばれている世話係ですね。幼いころから母親代わりとして彼女を育てていました。
コナー:はぁ……そうッスか。
GM:なお、少なくともマギテック10レベルを持つ16歳の天才少女。
ニルギリ:我々、余裕で爆殺されるじゃないですか。
GM:彼女は「運河の水門の存在と所在」という本を抱いています。
ティナ:重要な情報ではないか!
GM:彼女は「ここで見聞きしたものを決して口外しないんだったら……」と言う。
コナー:しないしない。
GM:では君たちにその情報が渡される。あと、この城のすべての部屋を安全に行き来できるギュスタフのベルも譲ってくれるよ。
コナー:え、初対面の怪しい奴らに? ……俺、この子の将来がちょっと不安になるんだけど?
GM:サプリにそう書いてあるんだからしょうがないだろ。で、運河の水門の情報として、「開閉コードが必要」であること、ユディトはその開閉コードの「3つめのコード:276」を教えてくれる。
コナー:あー、これ面倒くさい謎解きのやつか。
ティナ:覚えているか?
コナー:わかんね。
GM:わかっていても情報が揃うまではやらせんよ?
ニルギリ:とはいえ、いい情報を入手できましたね。
GM:そして君たちに朗報なんだけれども。この鮮血城、宿泊できるっぽいんだよね。
一同:ざわっ……!
コナー:えっと……この女の子いろいろとアカンくないか?
ティナ:初対面の男をじゃぞ? 簡単に泊まらせるとか、ヤバいじゃろー。
ニルギリ:いわゆる、チョロインなんですかね?
GM:そんな記述は一切ないな。まぁ卓によってはこの子をチョロインにしてもいいし、ヤンデレにしてもいい。TRPGとはそういうものだ。
コナー:ヤンデレはやめろぉ!




