プロローグ
「レン様~今日もおきれいです~!!」
「レン様~鞄、お持ちしましょうか??」
「何言ってんだよ!レン様の鞄はこの俺が持つんだよ!!」
「何言ってやがる、俺だ~!!」
「…うるさいなぁ。」
ド派手なゴスロリを着て、ランドセルをしょっている小さな女の子、鈴音 煉。
彼女はその小学生とは思えない美貌で男の子をトリコにしていた。
彼女には可愛いという言葉より、美しいという言葉の方が似合う。
「鈴音さん、今日も男の子にモテモテね。」
「見てよあのドヤ顔!!ホンットむかつく!!」
「何よ、ちょっと綺麗で頭いいからって。」
そう、彼女は天才だった。成績がいい?そいうわけじゃない。たしかに彼女は100点以外は採ったことがないような秀才だが、とにかく天才なのだ。
そんな天才美少女は自分の悪口を言っている女子3人グループを見つけると口元に笑みを浮かべた。
「た、確かに綺麗だけど・・・ホントに綺麗・・・。」
煉の笑みは女の子までをもトリコにしてしまう。
しかしその時の煉の顔は、目は笑っていなかった。
煉の笑みにはメッセージが隠れている。
煉が笑ったとき…それは警告。
そのメッセージに気づく者はいない。
煉は笑顔を見せない。
たった一人の家族にさえも。
煉の家族は一人だけ。姉の鈴音 燐
燐は煉が嫌いだった。4つも年上の自分をちっとも姉だと思っていないから。
それに自分とは違い美少女で天才で。
母に自分が妹を守ると誓ったのに妹はなんでも自分でしてしまう。
少しは姉の自分に頼ってほしい。
そんな姉の想いにも気付かずに煉は自由気ままに生きていく。
そういう可愛げのない煉が燐は嫌いだった。
天才美少女はどんなことも解決する。
この小説を読んでくれた方々、ありがとうございました。
ミステリー系を書くのは初めてです!!
これから煉はざまざまな謎を推理し、解き明かしていくので楽しみにしていただけたらうれしいです。
また、これからは煉を狙う怪しい組織も動き出します!!
これからもよろしくお願いします。




