第六章 使い魔
拓 「魔武器の創造はみんな終わったな。
では、これから使い魔の召喚と契約だ。 ・・・だりぃ
この魔方陣は、召喚者の力量を超えない程度の魔物もしくは聖獣、神
などを呼ぶためのものだ。」
そういって、担任、来須 拓は地面に書かれている使い魔契約用の魔方陣を
指で指す。
拓 「諸注意だが、
魔方陣には一人だけでは入れよ。これが一つ目。
で、召喚に使う血は、召喚者の血だけだ。
この二つだけだ。」
諸注意を生徒たちに伝え「以上、順番に守ってしろよ~。 俺は寝る。」
といい、魔方陣から離れておいてあるいすに座り、そのまま眠りについた。
拓の姿勢に諦めがついたのか、生徒たちはきびきびと動き始めた。
魔方陣は一つ。順番は出席番号。
このクラスの場合一番は、出席番号一番のアニュー・クロムウェルだ。
アニュー 「みんないって来るね。」
朧たちに意を告げ、魔方陣の中へと入る。
アニューは深呼吸をすると、
指先を少し切り、血を魔方陣の中に垂らす。
―ぽたっ―
魔方陣は輝きだし、アニューは詠唱を始める。
アニュー 「我が真名、アニュー・クロムウェル。
我とともに歩み。我と一生を分かち合う友。盟友よ
今ここに我との契約を結ぼう。」
詩のようにに流れるような詠唱を唱える。
詠唱を唱え終わると現れる扉。
その扉は純白で、シンプルな感じの扉なのだが、どこかとても、荘厳で威厳の有る扉だった。
―たったっ―
扉の向こうから何かがやってくる。
そして・・・
扉が開く。
? 「クルゥヲオォォォゥウ」
甲高い声で泣き声を上げる聖獣、グリフォンがアニューの目の前に立っていた。
甲高い泣き声、しかしアニューは
? 『我は、黄金の守護者にして知識の王グリフォン。』
と聞こえていた。
黒姫 「おぉ、金鉱に住む聖獣で黄金の守護者にして知識の王
さっすがだねぇ、おー君?
最初っから、A+ランクあたりかなぁ」
使い魔につけられるランクはギルドランクとほぼ一緒で、
最低はE、最高はSである。ギルドランクは最低は一緒だが
最高ランクはS、SS、SSSと続いてのXランクがある。
アニュー 「グリフォンですか。私は、アニュー・クロムウェル。
あなたと契約をするために呼び出しました。」
グリフォンにアニューは挨拶をする。
グリフォン 「我が契約する条件は、“礼儀”。そなたは条件を満たしておるから
契約しよう。」
そういって、グリフォンは頭をアニューの前に出す。
グリフォン 「契約は頭を触れることで完了だ。」
意を説明する。
アニューは手を頭に触れさせ。撫でた。
グリフォン 「契約は完了した。我が名は、ヴィンセント。我は戻るが、必要なときは我を呼べ。」
グリフォンはそれを言い残し光を放ちながら消えた。
アニュー 「緊張したぁ~」
気が抜けたのか顔は緩みきっていた。
イブ 「・・Aランク・・・すごい」
黒姫 「すごいねぇ~」
アニュー 「ありがと」
ほめられて顔が赤くなっていたが
朧を見た瞬間、ほほをさらに紅くしながら、目には何かをほしがるような目をしていた。




