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大和撫子さまのお仕事  作者: 小茶木明歌音
第四章
205/346

朔月隊未成年組会議~二十二の御社の愉快な仲間達~

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


新年早々フレッシュな顔ぶれ達の可愛い会議をお楽しみください(笑)




 さて、一方その頃、休暇中の空と鞠は、というと――なんと遊戯街に来ていた。

 遊戯街と言っても夜間営業の店ではなく、日中営業している店が立ち並ぶ区画であるが。


 そして、二人が入っていったのは、狗尾草の意匠が印象的な木の看板が掲げられた喫茶店だ。店名を「ねこじゃらし」という。


「ようこそ、大和喫茶ねこじゃらしへ!」


 可愛い声で出迎えたのは丈の短い華やかな着物と飾り布付きの頭飾りと可愛い前掛けを身に纏ったこの店の看板娘。可愛く幼い容姿が印象的な亜季乃だ。


「亜季乃ちゃん、こんにちはっす!」

「Hello! アキノちゃん!」

「空君と鞠ちゃん、いらっしゃいませですぅ。右京お兄様と左京お兄様からお話は聞いていますぅ。こちらへどうぞですぅ」


 亜季乃の先導で店の奥へと入っていく。案内された先は個室だった。

 襖を開けると、中にいたのは猫又の先祖返りの美月と天狗の先祖返りの天海、そして麗しき双子の兄弟の右京と左京だった。

 真っ先に美月が笑顔で手を振りながら出迎えた。


「お疲れ様! 空きゅん、鞠ちゃん」

「オツカレヨー!」

「お待たせしたっす」

「いえいえ。僕らも先程到着したばかりですから」


 右京がそう言う横で、亜季乃は空と鞠の分の水の入った杯を置く。


「ご注文はお決まりですか?」

「俺、抹茶ミルクとよもぎ団子」

「マリもMe tooデース!」

「かしこまりました。少々お待ちくださいですぅ」


 亜季乃が襖を閉めたと同時に、六人は向かい合った。


「それでは、調査報告と参りましょうか」


 左京の一言に全員頷き合った。




 そもそもの経緯はこうだ。

 先日のツイタチの会で実善への聴取を空と鞠が行なう事になった。

 そして、他にも矢吹が三年前の「秋の宴」の準備組であった事も判明し、実善の他にも矢吹の事を知る人物がいるかもしれないとなり、そちらの調査もした方が良いと幽吾が判断した。


 しかし、神子管理部新部長の補佐についている幽吾は絶賛多忙。仕事中毒の紅玉にこれ以上仕事を任せるわけにいかない。世流は「謎の女」の調査で手一杯。文は次回の「夏の宴」の準備組で、焔は新薬の調合で忙しい。轟は……ひとまず置いておこう……。

 ――とまあそんな具合に朔月隊大人組が忙しいということもあり、立ち上がったのが朔月隊未成年組だ。(天海は成人だが、美月が細かい事は気にするなと黙らせた)


 右京と左京は再度坤区の神子管理部や矢吹と同期入職の職員の聴取、美月と天海が三年前の「秋の宴」準備組の職員の聴取、そして空と鞠が実善の聴取にそれぞれ当たった。


 そして、今日、この「大和喫茶ねこじゃらし」でその報告会を開く事になったのだ。




「では、まずは我々から報告します」


 右京が手帳を見ながら報告を始める。


「すでに聴取をしていた坤区の神子管理部に再度聴取をしてみましたが、矢吹の交友関係を知る人はやはりいませんでした。前回聴取した時も思ったのですが、矢吹は少々嫌われ者の職員だったようですね。仕事が有能であるが故に悪口も高度でいらっしゃったそうです」


 すると、左京が手帳を開く。


「少し調査の範囲を広げて、矢吹の同期入職の職員の方にも聴取を行なってみたのですが、同期入職の職員の方でも矢吹の交友関係を知る方はいませんでした。まだ対象者全員を聴取したわけではないのですが、矢吹は入職当初から変わり者で有名だったようです」


 双子の報告を聞いて、美月が溜め息を吐く。


「ほんま、モテへん男やったんやな~。流石彼女いない歴猛者の男やわ」


 そして、美月は手帳を開く。


「んじゃ、ウチと天海の調査報告させてもらうわ。幽吾さんに資料もろて、三年前の『秋の宴』準備組の職員に聴取してみたんやけど、こっちも収穫はあんまないわ~」

「右京と左京の報告と被ってしまうんだが……矢吹は周囲とあまり関わりを持たない変わり者で仕事も細かく小言も多かったようで、嫌な印象しかないそうだ」


 天海の報告に右京と左京は思い当たる節があり過ぎて苦笑いを浮かべるばかりだ。


「そう言えば、実善さんも同じ事言っていたっす」

「デース」

「実善先輩もか?」


 天海に頷きつつ空は言う。


「おっす。その事も含めつつ、俺達からも報告させてくださいっす」




*****




 遡る事、数時間前……空と鞠は巽区にある二十二の御社を訪ねていた。




 扉を叩けば、ひょっこりと顔を覗かせたのは――。


「いらっしゃいです~。空君に鞠ちゃん」


 縦横無尽に跳ねまくった焦げ茶の髪。瞳こそ鮮やかな花萌葱だが、一見すると何処にでもいるような、これといった特徴も無い地味な男性。敢えて言うなら目立つのは眼鏡だろうか。

 しかし、空も鞠もこの人物が誰だか知っており、思わず口を開けて驚いてしまう。


「り、鈴太郎さん……何で……」

「フツーおデムカえは職員のworkデースヨ……?」


 何故ならば、出迎えたのが二十二の神子である鈴太郎本人だったのだから。


「あ、大丈夫です~。大概の人は僕が神子だってことに気づきませんから」

「それもどうかと思うっすよ」

「リンタローさん! キキカンもってくだサーイ!」


 神域管理庁の職員は神子の顔と名前を覚える義務があるのだ。神子だと気づかないのは不敬である。

 また守られるべき神子が出迎えなど言語道断。何かあってからでは遅いのだ。

 空と鞠の言い分が正しいはずなのに、当の鈴太郎はヘラッと笑うばかりである。

 大丈夫か? この男。


「よっ! 空に鞠」


 軽快な挨拶とともにやってきたのは、やや柑橘色を混ぜた黒い髪と橙と黒が混じった瞳を持つ男性。紅玉の同期でもあり、今回の聴取相手である実善だ。

 しかし、聴取の前に空と鞠は言いたい事があった。


「実善さん! ちゃんと鈴太郎さんをお守りしないとダメっすよ!」

「デスデース!」

「あー……リンリンだし、まあいっかな~って」


 まさかの神子を守るべき神子護衛役までこの反応だ。空と鞠は愕然としてしまう。

 挙句、鈴太郎は照れたように笑うばかりだ。


「えへへ、それほどでも~」

「……今の褒められているっすか?」

「I don't knowデース……」


 呆れる空と鞠に、二十二の神子補佐役の慧斗が近づいてきた。


「空君と鞠ちゃん、いらっしゃーい!」

「慧斗さん、こんにち――ぐえっ!?」

「この間も思ったけど、ホントにおっきくなったねー! お姉さんは嬉しいよー!」


 慧斗は空と鞠をぎゅうぎゅう抱き締める。


「け、けいとさん、ぐ、ぐるしっす……!」

「give……! give up……!」

「おいおい慧斗、締まってる。締まっているぞ」


 実善はあっけらんと「ハハハ」と笑うだけだった。




 その後は二十二の御社にある歴代の神子を奉る祠へ行き、空の母へ挨拶をした。


「……お母さん、来たっすよ」

「……晴ママ、お久しぶり。鞠だよ」


 二人は石碑に両手を合わせ、母へ祈りを捧げる。


「今度はお父さん達も一緒に来るっすからね」

「じゃあね、晴ママ。大好きよ」


 じわりと浮かぶ涙を拭いながら、二人は祠を後にした。




 祠から出てくると、鈴太郎達が茶を用意して待っていてくれていた。


「二人とも、お茶とお菓子を召し上がっていってください」

「ありがとうございますっす! 鈴太郎さん!」

「いただきまーすデース!」


 二人の声が予想以上に明るいものだったので、鈴太郎はほっと息を吐いた。


 そうして、茶会が始まった。

 やがて、茶と菓子が無くなった頃、空は話を切り出した。


「そう言えば、俺達、実善さんに聞きたい事があるっす」

「聞きたいこと? なんでまた」

「ユーゴさんのオツカイデース」

「わお、いろいろ理解した」


 実善は朔月隊の存在を知らないが、人事課の幽吾の事は知っている。人事課故に影で職員の素行調査などをしている事を。


「俺でわかる事であれば答えるぞ」

「ありがとうございますっす。えっと、矢吹っていう神子管理部の職員覚えているっすか?」

「……忘れられないよ、あの人の事は……空にも迷惑かけたしな」

「そんな! 迷惑だなんて」

「いや……」


 実善は思い出す――三年前、矢吹に脅され、見す見す誘拐を許してしまったあの日の事を。


「俺にもっと力があれば、あんなことにならなかった……悪かった」

「……あの時の事はあの時ちゃんと謝っておしまいっすよ。それにあの時、実善さんはああしなければ……矢吹に殺されていたっす」


 思い出すのは、容赦なく蘇芳を串刺しにした矢吹の姿――。


「俺、そっちの方が嫌っす! 実善さんは先輩の大事な友達っすから……」

「………さんきゅ」


 空の優しい言葉に実善は思わず涙を堪えようと泣き笑いのような表情になってしまった。


「それで、実善さん、矢吹のお友達か親しかった人知らないっすか?」

「ごめん、知らね」

「即答っす!」


 実善の容赦ない返事に空は愕然としてしまう。


「Oh……ヤブキはソンナにNo friendデシタ?」

「矢吹は、頭が良くて仕事もできる人だったんだけどよ……まあ小言が多いし、重箱の隅をつつくような嫌みしか言わないしで、坤区の神子管理部内ではなかなか嫌われ者だったんだよ。ちゃんと話したことあるの、主任くらいじゃねって程には」

「Oh……Workingデキルのにモッタイナイデース……」


 鞠の言葉に同意するように頷いている実善に、慧斗が尋ねた。


「ねえねえ、よっしー。矢吹って誰?」

「曇天眼鏡だよ」

「すごいあだ名っすね」


 しかし、矢吹の特徴をよく捉えた異名だと空は思う。


「あ! 曇天眼鏡で思い出した! 新人時代の『秋の宴』の準備の時、一緒だったあの人か! 確か悪い事してお縄になった人」

「そうそう」


 慧斗の言葉に鈴太郎も思い出す。


「そう言えば、新人時代、みんな『秋の宴』の準備組でしたもんね~。思えば、あの時空君に初めてお会いしたんでしたよね。懐かしいな~」

「おっす!」


 空もよく覚えている。紅玉と初めて会った日でもあるから。少々特徴の少ない影の薄い鈴太郎の印象は正直薄いが、笑って誤魔化した。


「……こんなにっ……大きくなって……っ!」

「親戚のおじさんかよ」

「ある意味そうかもねー」


 眼鏡をどけて目尻を手拭いで拭う鈴太郎を見て、実善と慧斗が微笑ましげに見つめる。


「ああ、そうだそうだ。その『秋の宴』の準備の時、曇天眼鏡と仲良さそうだった人なら見たことあるよ」

「「えっ!?」」


 突如落とされた慧斗の重要な証言に空と鞠は目を見開いてしまう。


「who!? ドコのドイツデースか!?」

「えへへ、それはごめんね。顔はなんとなく覚えているんだけど、名前までは……」

「顔を覚えているっすかっ!?」


 空と鞠は思わず立ち上がってしまう。


「ドンなドヤツデースか!?」

「えっと、確か、イケメンだったよ」


 その瞬間、空と鞠の興奮が一気に落ち着いていった。


「イケメン……」

「Oh……men……デースか」


 男――すなわち「謎の女」ではなさそうである。


 しかし、一方で実善が訝しげに言う。


「なんで矢吹がイケメンと?」

「そうそう、私もそれ思ったから覚えていたんだよね~。比較的地味そうな曇天眼鏡がさ、なかなかなイケメンと話していたのが意外でさ」

「仕事の話していたんじゃね?」

「うーん……でも、仲良さそうに話していたよ」


 話を聞いている内に空と鞠はその男の正体が気になりだした。


「一応、その人が誰か調べた方がいいっすよね」

「Yeah」

「あ、誰だかわかるよ」

「「えっ!?」」


 慧斗の一言に空と鞠はまたもや目を見開いてしまう。


「But、ケートさん、name unknownって……!」

「大丈夫、大丈夫」


 けろっと笑うと慧斗はその人を見た。


「ねっ、リンリン」

「えっ?」

「リンリンなら誰か目星つくでしょ?」


 無茶苦茶な注文である。


「そんな無茶振り……」

「まあ、ある程度までは」

「デキルデスか!?」


 鈴太郎の一言に空と鞠は三度目を見開いてしまう。


 すると、実善と慧斗が得意げに笑った。


「ふっふっふ~、うちのリンリンを舐めてもらっちゃ困るぜ、お二人さん!」

「リンリンの頭脳はぶっちゃけコンピューターレベルだよ!」

「なんと全職員の顔と名前がこの頭の中に詰め込まれている!」

「そんでもって常にそれは更新されているのさ!」

「よっ! 頭脳だけはイケメン!」

「よっ! 深爪の鷹!」

「だから、そのあだ名、カッコ悪いですって……」


 絶賛されているはずなのに、鈴太郎はしょんぼりとする。

 しかし、紙と筆を取り出すと、一気に集中力を高めていく。


「えっと……三年前の『秋の宴』の準備組でイケメンの職員か……中央本部……神域警備部……神子管理部……生活管理部……神域商業部……あの当時、遊戯管理部は発足したばかりだったから除外するとして…………」


 ブツブツと何かを呟きながら、鈴太郎は次から次へと名前を書き上げていく。


「あの当時の準備組でイケメン職員っていったら、この辺りでしょうか」

「リンタローさん! Wonderfulデース!」


 鈴太郎が書き上げた名簿を見て、鞠は拍手喝采だ。


「ハハハ……十人以上もいる……神域管理庁、イケメン多すぎだろ……」

「おかげで女性職員同士の争いが絶えないから恐ろしいよね~」

「僕、地味顔で良かった」

「…………」


 二十二の御社三人組がそれぞれ感想を述べていく中、空だけは名簿を見て黙ったままだ。


「ソラ? what's?」

「うん、と……この人の名前、どこかで聞いたことがあると思って……」


 全員で空が指し示す名前を見ると、慧斗が「あっ!」と声を上げた。


「この人だよ! 曇天眼鏡の友達!」

「えっ!?」

「why? キュウにオモいダしたデースか?」

「いや、私も今の今まで忘れていたけど……そっか、秋の宴の準備組だったんだ、この人……道理でどこかで見たことがあるなぁって思っていたんだよね」




 その人の名前は――……。





<おまけ:大鳥居前の出会い>


 夢であった神域管理庁の入職の日、慧斗は大鳥居をくぐる順番を待ちながら胸を高鳴らせていた。


(今日から私も神域管理庁の職員! 神子様を守るために頑張るぞ~!)


 そんな事を思っていると、列がまた進んでいく。大鳥居まであと少しというところだろうか。

 ふと、慧斗は隣に視線を向けた。大人と呼ぶにはまだあどけなさが残る印象の女性だ。


(姿勢の綺麗な子だなぁ……)


 そう感心してしまう程、隣に立つ女性の背筋は真っ直ぐ伸びており、長い事立ちっぱなしであるにもかかわらず、身動き一つもせず真っ直ぐ前を見つめていた。


「やっぱり時間がかかりますね……」


 ぼそっと呟いた言葉は慧斗の耳にも届いた。声の主はその女性の隣に立っている男性だった。

 すっかり女性に意識が向いてしまっていたせいか、その男性の存在に気付くのが遅れてしまった。


(……ていうか影薄そうな人だなぁ)


 初対面であるにもかかわらず、つい失礼な事を思ってしまう程、男性の印象が薄いと慧斗は思う。


「大鳥居くぐるまで、待ち時間が長くて暇らしいですよ」

「まあ、そうなのですか」


 小声でボソボソと話す二人の会話を聞いてみると、どうやらまだまだ時間がかかるようだと察した。思えば、一度列が動いた後、その次動くまでに時間を要しているようだった。


「じゃ、あだ名でも決めておくか?」


 そう言ったのは影薄い男性の隣に立つ男性だ。

 まさかの提案だが、慧斗が真っ先に思った事は――。


「面白そうっ」

「だろだろ。良い機会だから親睦深めておこうぜ。俺達同期なんだしよ」


 提案者の男性と慧斗に挟まれていたせいで、姿勢の綺麗な女性と影の薄い男性も巻き込まれる事になってしまったが、二人も嫌そうな顔をせず、どちらかと言えばワクワクとした表情だ。


「じゃ、言い出しっぺの俺から。仮名は実善だ。『実』る『善』人と書いて実善」

「よっしーって呼びたい」

「じゃ、僕はよっしーくんで」

「そのまま素直に実善さんで」


 次に名乗るのは影の薄そうな男性だ。


「僕は鈴太郎です。『鈴』の『太郎』と書いて鈴太郎です」

「絶対リンリン」

「私もリンリン」

「では鈴太郎さんで」


 次は隣の女性だ。


「わたくしは紅玉と申します。『紅』の『玉』と書いて紅玉ですわ」

「紅ちゃん!」

「敢えての紅玉で」

「僕も紅玉さん」


 そして、最後は自分の番だ。


「私は慧斗。『慧』眼の北『斗』って書いて慧斗」

「じゃ、けーと」

「敢えてのけーとくんでもいいですか?」

「慧ちゃんって呼んでも?」

「勿論だよー。好きに呼んで」


 なんだかんだそんな風に四人で話しながら過ごしている内に、大鳥居が目の前まで見えてきた。

 新しく出会えた仲間達と一緒に頑張って働こうと決意を胸にしながら、慧斗はまた一歩大鳥居へと近づく。


(よーしっ! 頑張るぞーっ!)


 新生活はもうすぐそこに――……。


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