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トップシークレット  作者: toshimi1215
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57.紹介します


40000人を超える観客達は(なぜ?ギンバレー元チャンピオンがリングサイドにいるの、なぜ?亡くなったはずのボブ選手が居るの…あれ?…ボブ選手と隣の女性…あれ?どこかで見たような気がする…?)と思いながら首を傾げている。試合も気になるが…ボブとギンバレーの方がもっと気に成るのだ…そして最終12ラウンドが終了した。。ディックはフラフラになりながらも何とかリングの上に立っていた、ギンバレーとボブが拍手をおくると観客もつられてディックに拍手をおくってくれた。判定は当然チャンピオンの勝ち、しかしテレビカメラは挑戦者と、その後にいるボブとギンバレーに釘付けである…それだけ数年前の2人の試合は有名であり、人気があり、1つの伝説に成っていたのである。。アナウンサーはチャンピオンにマイクを向け、タイトル防衛に賛辞の言葉をかけているが、内心ではボブとギンバレーの方に行きたくてしょうがない。1人の観客がスマホの画面を見ながら「あった…えっーボブ選手は、世界最高会議の席に突然現れた8人の中の1人だ…」と声を上げてしまった、会場の中がざわつき始めた、観客達はスマホを出し…8人の事を検索し出した。その様子をスカイシップの中で見ているベイは、皆んなの顔を見回しながら「さぁ…女将さんと匠さんの提案通り、開き直って…自己紹介をして来ましょうか。フリー・ベー、黒衣モードを頼むよ」「かしこまりました」すると他のフリー達も一斉に自分の主人を黒衣に包み込んだ「匠さん、ギンバレー夫妻を戻して下さい、その後…私達6人を下に…お願いします」「了解しました」…会場の中にいる観客達は立ち上がり、ボブ夫妻とギンバレー夫妻を眺めている、しかしボブとギンバレーはそんな事お構い無しで喋っている「ディック、またジムの方に顔を出すからね」とボブが言うと、ディックはパンパンに腫れ上がった顔で…涙をこぼしながら何度も会釈をした。ギンバレーは会長とコーチに向かい「私に出来る事があれば何でも言って下さい」と言って手を差し出すと、2人は恐縮しながらその手を握って微笑んだ。その時、会場の照明が2秒間スッと消えた…そして明るくなった、その時、ギンバレー夫妻の姿は消えていた。どよめく会場、一体何が起こったのか?会場にいる観客達の目は、今もそこに居る、ボブ夫妻に集中した…するとボブ夫妻の背後が急にキラキラと光り出した(えっ…?)と誰もが思った次の瞬間、ベイとメリー、ジョニーとアンジー、グレイとルーシーの姿がフワッと現れた。観客達は既に手元のスマホで検索し終わっているので、目の前に突然現れた人達が…当然誰なのか分かっている…(世界最高会議に出られた8人だ…宇宙空間で3機の球体惑星を壊してくれた人達だ…)絶叫と奇声と歓声…泣きだす人、拍手をする人、飛び跳ねる人、隣の人と抱きしめ合う人…手を振る人…会場は異様な雰囲気に包まれた。…8人の耳元に女将さんの声が聞こえた「皆さん、ホタル達から報告が入っています…その会場にいる観客の人達に、悪意と敵意はないとの事です」そう、この会場には8万匹のホタル達が居るのである…8人は顔を見合わせながら微笑み、ホタル達に小さく手を振った…4万人の観客は当然自分達にだと思い、又も大歓声を上げた。ベイはフリー・ベーに「僕達を5メートルほど上に浮かせてもらえるかな」「かしこまりました」フリー・ベーは他のフリー達に「ベイ博士が発言されます、会場の興奮状態を鎮めるために、ベイ博士と先生方を5メートル空中に浮かせます」と言うと、7人のフリー達は「了解ですフリー・ベー」と、声を揃えて返事をした。5人の身体が浮かび出した…騒がしかった会場がだんだんと静かになった…ベイは心の中で(えっ〜と、私達は怪しい者ではありません。科学の力を駆使して世界中に起こる災害などを、最小限におさえる活動をしています…うん、そんな感じの挨拶だけしたら、スカイシップに戻ろう…ボブもリンダも、ジョニーもアンジーも、グレイもルーシーも、そしてメリーも…日頃から何の文句も言わず、動いてくれて居るんだよね…せめて社会貢献をしているグループです、くらいの事は言っても…バチは当たらないよね、と言うか、世の中に紹介して上げないと…女将さんの言う通り、可哀想だよね…)と思っていた。その時1人の壮年が突然叫んだ「神様、家内を助けて頂き、ありがとうございました」その声を皮切りに「娘を助けて頂きました、毎日元気に過ごしています、ありがとうございました」「主人を私の元に帰してくれて、ありがとうござます」この辺までは良かった…しかし「神様、ママを生き返らせてくれてありがとう」と言う子供の声が…妙に会場中に響いてしまうと「生き返らせて…えっ?なんの事?死んだ人が生き返るの…嘘でしょ?」と言う人達と「雷に打たれて亡くなった主人を助けてくれて、ありがとうございました」とか「死んだ子供を私達の手元に帰して下さって、神様、感謝しています」などと言うような声が…すると1人の青年が「僕の父さんはパイロットで、1年前の空中戦で死んだと思っていたけど、神様が生き返らせてくれたんですね〜」と叫んだ、すると周りから「おかしいと思ったんだよな、テレビで見た映像…絶対に死んでるだろうって思って居たのに、世界中のパイロットが、全員生還してるんだぜ、やっぱり神様は居るんじゃん」と言う言葉が、会場の至る所で上がりはじめ、其れをキッカケに会場から「神様、神様」と言う声が連呼されるようになり、収集が付かなく成って来た…冷や汗をかき出す8人。スカイシップの中でその様子を見ていた女将さんは、ニッコリと微笑みながら「ベイ博士、会場を静めますので、言葉を用意してお待ち下さい」と言って両手を肩の高さに上げ…自分の前に円を描くような格好をした。パトリシアは小さな声で「ママ…私には見えないけど…女将さんは…誰かを抱きしめているのかしら?」するとマーガレットは娘の耳元で「日本の着物には30センチくらいのたもとって言う部分があるから…あのようなポーズを取られると…そうね…パトリシアが言う通り、見えない誰かを抱きしめているように見えるわね…何だか幻想的な感じに見えて素敵ね〜」と言って微笑んだ。デッキの中に映し出されている8人は、空中で真っ赤な顔をしながら、引きつった笑顔で小さく手を振っている、と言うか、手のひらを顔の横におき、指をパラパラと動かしている状態である。4万人の観客は8人を讃嘆しているつもりでも、神様エールを贈られているベイの頭の中は真っ白になり、考えていた言葉を、ほぼ忘れてしまった。女将さんの左右の親指がピョコンと上がった。8人の身体から光が発せられた…4万人はその神々しさに「おぉ〜っ…」と声を出した後…会場はシーンとなった。誰もが神様の御言葉があると思ったのである。しかしベイは心の中で(…何でこの雰囲気づくり…俺たち光を放っているじゃん、静まり過ぎじゃん、本当に神様っぽくなってるじゃん、マジで無理だから、女将さん、やめてー)と思っているが、女将さんは何もしてくれない…ベイは緊張のあまり、手の指先が冷えて、震え出して来た、するとメリーはベイの手をソッと握り「私はベイに、私達はベイ博士に…ズッと着いて行く…だから、好きな事を言っていいのよ…」と言って微笑んでくれた。ベイはメリーの顔を見ながら(そうだよね…僕は考えすぎ何だよね…気負う必要は無いよね…)と思いながら2回深呼吸をした。…その後に。。。

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