表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トップシークレット  作者: toshimi1215
30/61

30.私の答え


凄いと思わないか?」7人は緊張気味に頷いたが、今ひとつ意味が分からない…ベイは更に「この事によって、世界中の人達が、何を考え行動しているか…全てが分かるんだ。2つ目の、生き返りマシンを、小型化にして貰ったのは、ここに居る8人が、別々に亡くなった人を生き返らせた方が、効率がいいからね、つまりブレスレットに、生き返りマシンの機能を取り込んで、僕達の腕に装着させるんだ…そして3つ目、物体を通り抜けられるマシンは、フリー達に組み込んでもらい…フリーのスーツをまとった僕達が、あらゆる物を通り抜けられるんだ…まぁ例えるなら、幽霊みたいな感じかな。4つ目のマシンもフリー達に取り込んでもらい、例えば目の前に大きなガレキがあったとする、今までは手を使って取り除いていたけれど、これからはフリーに「目の前の瓦礫をどけて」と言えばフリーがサッと浮かして、どけてくれるんだ、仕事がはかどること間違いないよ…」と言って微笑んだ。7人は(…混乱とか復讐って言っているけど…結局は誰かを助ける為の、物じゃないのかな?…でも…世界中の人達の秘密を知る事になるんだけど…プライバシーが無くなちゃうんだよね…いいのかなぁ)とも思った。アンジーは思い切って手を上げると「ベイ博士、質問が有ります」「はい、どうぞ」「あの…私達が世界中の人達の個人情報を管理するんですか?」「違うよ、管理をしてくれるのは、女将さんと匠さんだよ…2人に管理してもらう事で、悪いことを計画している人の事が事前に分かる、阻止しやすくなるんだ、奴らの悲鳴が今から聞こえるようだよ」と言って博士はニヤッと笑った、7人は(あっ〜なるほどね、悲鳴って、悪い人達の悲鳴なんだ〜……でも、女将さんと匠さん…だけが管理するの。…)と思った、ベイは更に「アンジーが言いたい事は分かっているよ、僕が人のプライバシーに興味があるんじゃないかなぁって、思ったんでしょう、大丈夫だよ、僕は人の事なんて、何の興味もないから、僕の興味の対象はメリーだけ…頭の中の大半は昔からメリーの事ばっかりだからね」と言ってベイはメリーの手を握った、メリーは小さな声で「やだぁ〜ベイったら」と言って下を向いてしまった、でも6人は(…ベイ博士…気になっている所は…そこじゃないんです…)と思ったが、何も言わなかった。ベイは更に「…ボブ、昔から頼ってばかりでゴメンね。ジョニー、僕の言葉足らずを、いつも助けてくれてアリガトウ。グレイの優しい心づかいが…どれだけ僕の気持ちを和らげてくれるか…リンダ、アンジー、ルーシー、僕の、訳の分からない作戦で振り回して、本当にゴメンね…」と言って頭を下げた。するとボブが「水臭いことを言わないでくださいよ、俺達なんでもしますから」と言うとベイは「皆んなを…何時も悪い事に付き合わせて、本当に申し訳ないと思って居るんだけど…僕1人じゃ何も出来ないんだよ」6人は(どう考えても人助けだと思うんだけど…ベイ博士の認識では、これからの作戦は悪い事なんだ…女将さんと匠さんは、とっても優しいとは思うんだけど…AIなんですよね…でもまぁいいか…)と思ったので、リンダはあえて明るく「さぁ、悪魔の使い作戦の始まりですね、皆んなをビビらせてやりましょう」と言い、ルーシーは「じゃあ魔女っぽいセリフの言い方を、メリー先生に教えてもらいましょうか?」と言って微笑んだ、メリーは顔を上げ「お願い、もう許して、恥ずかしくて無理だから」と言って、両手で顔を隠したのに、ベイが横から「了解しました、今度メリーと僕で、悪魔っぽい振る舞い方の、見本を見せるからね」とサラリと言い切った、メリーは「あなた〜無理無理無理…」「大丈夫だよメリー、僕がついてるよ…なんとかなるさ」と言って微笑んでいる。メリーをはじめ7人は顔を見合わせながら(…そうなんだよね…昔からベイ博士は、どんなに大変な事でも、何とかして、必ず…私達を守ってくれたんだよね…)と思ったら、急に目頭が熱くなった。ベイはもう一度皆んなの顔を見ながら「無謀な作戦に賛同してくれて本当にありがとう…じゃあ今夜はこれで解散して、明日の朝8時から朝食をとりながら、具体的な打ち合わせをしよう…でわ解散」と言うと、ボブは嬉しそうな顔で「了解です、今日の遠足は本当に楽しかったですね、今から妻に甘えたいので…」と言うと、直ぐにリンダを抱き上げ「皆んな、おやすみ〜」と言って部屋の中に入って言った。ルーシーが「もう〜お兄ちゃんったら…緊張感が全然無い〜」と言っていると…後ろからグレイがルーシーをヒョイと抱き上げ「ルーシー、僕達も部屋に帰ろうか…」と言ってキスをしてくれた、ルーシーはいきなり、か細い声で「うん…」と言ってグレイの胸の中に顔を埋めた。アンジーは小さな声で笑いながら「グレイったら…いつの間にか大人に成ったのね〜」と言っていると、今度は自分の身体がファっと浮いた「きゃっ…」と声を上げるとジョニーが微笑みながら「さあ…2人だけの時間の始まりだよ…」と言ってキスをしながら部屋の中に入って行った。ブリッジの中はベイとメリーだけが残った…するとフリー・ベーが2人の前に飛んで来て「ベイ博士、メリー様…女将様が下の部屋に来て欲しいと…」「はい、了解です。メリー行こうか」と言ってベイはメリーをヒョイと抱き上げた、メリーは照れ笑いをしながら「えっ〜、私が抱っこしてもらいたいって、分かってたの?」するとベイ博士は「えっ?ゴメン知らなかった、僕はただ、メリーを触りたく成って…」メリーは頬を赤らめて「もうベイったら…私の事が大好きなんだから…」と言いながらベイの首に両手を回した。…女将と匠の部屋の前には既に8体のフリー達が待ってくれていた「お待たせしました」と言う博士の声にフリー達は一斉に頭を下げた。ベイはメリーをソッと下ろすと実体化している2人に「匠さん、女将さん…今回も無理な注文に応えて頂きありがとうございます」と言って頭を下げた、すると匠が慌てて「ベイ博士は女将と私を作ってくださった親です、私達に頭を下げないでください」「私達はベイ博士とメリー様の子供のような存在何ですから」と女将が付け加えた。メリーは(…えっ?ベイは2人の製作者だから、親、と言ってもいいと思うけど、私は…?なんで?)と思った…。女将の目は、全てを受け入れて分析する力があるので「メリー様…私と匠は知っての通りAIです、ベイ博士以外の7人の方達は…私達2人がいつか暴走するのではないかと…思っていませんか?」と言った。メリーの顔は一瞬こわばり…そして「ごめんなさい…その通りです…上でミィーティングをしている時も、実は皆んな、その事をベイに聴きたいと思っていたのだと思います。…私達人間は、地球の中の王様にでも成ったような振る舞い方をしています…口では自然環境を守ろう言いながら、森を壊し…人は平等である言いながら、平等ではなく。未来の子供達の為に、と言いながら、色々な物事を先送りにしています。私達人間って強い部分と、弱い所があって、優しい部分と、優しく無い所があって、賢い部分と、愚かな所があるんです…だから、女将さんと匠さんから観ると…人間って矛盾した生き物だなぁって…きっとそう思っているでしょう…?」「はい、思っています…ベイ博士に作って頂いて、二日間で、世界中の情報を取り込みました…人類は…いらないと言う答えを出しました…ベイ博士に相談すると「いいよ…女将さんの好きなようにしてくれて、でも…少しだけ待って、僕の大好きなメリーをこの胸の中に抱きしめるまで。僕の大切な、弟達と妹達に死なせてしまった事を謝るまで」私はメリー様の事がとても気になり、ベイ博士に尋ねました「メリー様の事を教えて下さい」と、博士は微笑みながら「いいよ、その前に匠さんを紹介するね、女将さんの御主人、夫、パートナー…まぁ言い方は色々あるけど、いずれ女将さんの大切な人になる方だよ…じゃあメリーの事を話すね」そう言って博士はメリー様の全てを、私にインプットされました…その中には愛し方や、動作までもが入っていて…私はベイ博士に会わせて頂いた匠と、その情報を共有し、分析した後に、実行に移しました…結果は言わなくても分かりますよね…ベイ博士は、私と匠に愛し合うと言う事を教えてくれました…私達2人は世界中の愛し方の情報を集めて実行しました、それは新しい命の誕生に繋がる事も知りましたし、命の尊さも理解する事が出来ました。しかし同時に憎しみや、愚かさや、怒りや、貧しさ、飢え、悲しみと言うモノまで私達の身体に入って来ました。私達は悩み、もがき、自爆してしまうのではないかと思う程でした、そんな時、メリー様と、6人の御兄弟様達が帰って来られたのです。ベイ博士のメリー様に対する愛し方、危ないくらいに、激しいですね。またボブ様とリンダ様、ジョニー様とアンジー様、グレイ様とルーシー様…愛し合っておられますね…皆さんを観ていると、匠と私の中にあった地球上から人類はいらない、と言う考え方が消え、むしろ人間が好きになり、寄り添いたいと思うようになりました…。私達の、生き方のお手本は…メリー様とベイ博士。お二人の愛が、私達を産んでくれたんだと思っています。メリー様、私の答えは間違っていますか?」「……ベイが親と言うのは…良いと思います…でも私なんかが…親でいいんですか?」「はい、私はメリー様の愛し方が大好きです」すると、それまで黙っていた匠が「私はベイ博士の愛し方が大好きなんですよ、ですから、ベイ博士がメリー様のお尻を触っている時、あっー今ごろ匠も女将のお尻を触っているなと思って下さい…もう私は、泣き出したいくらいに女将が大好きなんです。ベイ博士が、メリー様の事しか考えていないのと同じくらいに…」と言って微笑みながら匠は女将を抱きしめてキスをした。。。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ