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農家のデブ三男、兄に実家を追い出されて街で冒険者始めたらモテ始めました!?  作者: FURU
7章 カジノ国の地下闘技

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259 鍛治師の卵

Tips :〈白の大樹〉メンバー、年齢纏め


・ ラスト  15 (19.5) 5月頭

・ マリア  19 (24.7) 秋

・ ニーニャ 13 (16.9) 1月末~2月頭

・ アデリナ 21 (27.3) 未

・  リタ  15 (19.5) 4月

・ベアトリス 15 (19.5) 夏

・ ソーナ  13 (16.9) 夏

・ カティア 14 (18.2) 初夏


※()内は地球換算の年齢です(元の年齢×1.3)


 少しバタバタしたものの、今は落ち着いた俺たち〈白の大樹〉。


 そしてパーティーメンバー全員が落ち着けたところで、俺はおそらく岩窟人(ドワーフ)であろう少女に話を聞こうとした。

 しかし俺はこの少女の名前を知らないことに気付き、情報収集の前に改めて自己紹介と相成った。


「テトはテトなのですよ~。」


 テトと名乗った小柄な褐色肌の少女は、俺が思った通りドワーフであった。

 なんでも…テトはこの坑道の先に1日程行けば存在するというドワーフの国に住んでいるらしく、独り立ちから独学で鍛治師を目指して5年らしい。


(…ん?)


 俺はその話を聞いた時に、何か重大なミスを犯している感覚を得た。

  

「えっ、ドワーフってそんなに小さい頃から独り立ちするんですか!?」


 違和感を覚えたのは俺だけでは無かったらしく、素直なリタがまたしても“やらかして”しまう。


「むむむっ…!

 テトの背が低いのはドワーフだからなのですよ~?

 こう見えてテトは数えで22になるなのですよ~。

 …多分、貴女たちよりも“お姉さん”なのです!」

プルンッ!


 テトはそう言って胸を張る、が…正直リタ(5才年下)のノリと同じである。

 大人の5年は大して変わらないと言う者もいるが、5年あれば大概の新人冒険者が Dランクになることを考えると、俺はそうは思わない。


「えぇっ!?すみませんでした~っ!」


(あちゃー…。)


 小柄な身体や言動から幼い印象を受けるテトだが、まさか〈白の大樹〉最年長のアデリナと同い年とは…。

 母性溢れるまさしくオトナなアデリナと、13のニーニャと変わらない背丈のテトが同じ年齢だとは誰が想像出来るだろうか?


「良いのですよ~。

 謝った子には怒らないのが“大人”なのです!」

ポヨヨッ…


(…なるほど、確かに“オトナ”だな…。)

 

 テト曰く「ドワーフは小柄」とのことであるが、俺の視線を誘うように揺れる“それ”は「小柄」に含まれ無いらしい。

 マリ姉・アデリナ・カティアの「〈白の大樹〉三大双丘」には僅かに及ばないものの、「四天双丘」に改めるか迷ってしまうほどだ。


 テトはそんな魅惑の果実を革のツナギ(オーバーオール)の下に“直”で収めているのだが、今にも零れ落ちそうなそれに「見てはいけない」と分かっていながらも、吸い寄せられてしまう俺の視線。

 …以前恥を忍んでマリ姉達に思い切って訊ねたところ、そういう視線はかなりの精度で「見られている」と分かっているらしい。


バチッ…!


「「あっ…。」」


 案の定、俺とテトの視線がぶつかった。


(ヤバい…っ!?)


 俺が今こうして冒険者となった切っ掛け、今と似た状況で一瞬で終わったベアトリスとの見合いが俺の頭を過った。


「…あの~─」


ガバッ!

「スマンッ…!」


 ベアトリスと違って急に激怒…とはならなかったものの、テトが声を発したことで俺は反射的に頭を下げた。


「はわ!?…んんっ!

 …良いのですよ~、頭を上げるのです。」


 素で驚いた反応をするテトだったが、気を取り直したテトは俺を許してくれるつもりのようだ。

 先ほどのテトの発言を逆手に取ったようですっきりしないが、案外…本当に俺のこともエロガキと同程度にしか思っていないのかも知れない。


(…それはそれで、なんかなぁ…。)


 子供(エロガキ)として認識されたからこそテト不快にさせずに済んだというのに、(異性)として見られ無いのは悔しい。

 相変わらず面倒な性格をしていると自分でも思うが、十数年で染み付いた性格を今更変えることなど出来やしないのだ。


「う~ん、そんなに“これ”って良いものなのです?」

ユサッ…


「ッ…!?」


 俺が自分の面倒臭さに内心で開き直っていると、徐に自分の胸を寄せ上げたテトが俺にそんなことを訊ねてきた!

 その質問を訊ねてくるということは、テトは俺のことを異性として認識している…?


「ま…まぁ、男の夢ではある…んじゃないか?」

(デカァァァァァいッ、説明不要!!)


「「「「………。」」」」


 俺の荒ぶる内心の1片も出さぬようにしたせいで声が上擦ってしまったが、何とかテトには俺は単に一般論を述べただけに見せ掛けられただろう。

 マリ姉達?普通にバレてるが?

 

「やっぱり人間の男のヒトもそうなのです?

 重いし鎚を振る時は邪魔なだけなので、テトとしては取ってしまいたいくらいなのです…。」


 それを すてるなんて とんでもない!


「いやいやいや!?考え直した方が絶対良いって!」


 良く考えれば…現在そうなっていない時点で、テトの身体から男の夢が失われることは無いということは分かる。

 しかし男の夢が失われてしまうということに動揺した俺は、必死でテトに考え直すように説得した。


 もはやテトの質問への答えで、本音を隠した意味が失われていることに気付かない俺。

 ついでに…俺が熱くなるほどに、マリ姉達の視線が冷たくなっていくことにも気付かない。


ペタペタ

「…むぅ、ご主人に絶対大きくして貰うもん…。」


 革の胸当ての上から自身の胸のサイズを探り、口を尖らせる白髪碧眼の猫耳美少女がいたとかなんとか。



ラスト「5年の差はデカい(作中意訳)」

何気にアデリナを刺す主人公…。

リタのことを言えませんねw


(後で作中設定を纏めねば…。)



いつも読んでいただきありがとうございます。


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