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固有スキル【交換】でいらないものを邪魔者に押し付けて成り上がります!  作者: 気まぐれ@ハズリバ2巻、コミカライズ1巻
S級昇格編

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第93話 久しぶりの感覚

「『ロックドライブラリー』でモンスターハウスだと? んでまた壊滅させた? 相変わらずわけわからんな、クラウス」


 一応ギルドの規定なので、統括部長のヴェインさんに報告する。


「しかしなあ、クラウス、今回ばかりはなあ。S級ダンジョンではスタンピードは起きないってのが定説なんだぜ」


 それは多分千年に一度あるかないかだからわからないだけだと思います。

 そんなことは言えないので、


「これで証拠になりませんか?」


 虹色の魔石を取り出して見せる。


「なんだこれ? 見たことないな」


「モンスターハウスのボスドロップです。それと、大量のS級魔物の魔石もありますけど」


「それは後でいい。んー、まあ一応上には報告をあげるけどよ。認められるかどうかわからんぞ?」


「それならそれで仕方ないです」


「前から思ってたんだが、ちょっと欲が少な過ぎねえか? もうちっと強欲になっても咎められねえと思うぜ」


 いや『賢者の石』は出しませんし、レベルも限界まで上がったので充分なだけです。


「これでも人並みに欲はあります。ところで、S級の魔石たくさんあるんですけど、納品してもかまいませんか?」


「どのくらいあるんだ?」


「1440個です」


「……すまねえ、俺一人じゃ決めらんねえ。時間をくれ。この虹色の魔石だけは受け取っていいか? 多分報酬も後払いになるが」


「わかりました」



◇◇◇



LV:255

HP:94584/94584

MP:3799/3799

腕力:5759

体力:5453

速さ:5405

器用:5158

知性:10427

精神:10427

スキル

【生活魔法】

【上級剣術Ⅲ】【上級体術Ⅰ】

【中級盾術Ⅳ】

【全属性魔法マスター】【時空魔法マスター】

【エクスペリエンスⅡ】【ラージⅤ】

【ストロングⅢ】【バイタルⅡ】

【クイックⅢ】【コンプレクスⅡ】

【クレバーⅤ】【メンタルⅤ】

【ドラゴンキラー】【ライフレスキュー】

【スキル成長速度上昇Ⅲ】

【ムーンⅤ】【MP回復力上昇Ⅳ】

【セレニティⅤ】

【レアドロップ率上昇Ⅳ】

【MP限界突破】【MPバースト】

【攻撃時MP回復Ⅴ】

【撃破時MP回復Ⅳ】

【無詠唱】【詠唱時防御】

【不意打ち】【捕縛術】

【ステルスサーチ】

【トラップシーカーⅤ】(UP)

【目利き】【上級錬金術Ⅲ】(UP)

【エレメントレジストⅤ】【リボン】

【沈黙耐性Ⅱ】【麻痺耐性Ⅲ】

【暗闇耐性Ⅳ】

【弱者の意地】

固有スキル

【交換Ⅳ】




 もうレベルの限界まできてしまった。

 モンスターハウスの直前でいったんブラックギルド構成員とレベルを【交換】していたんだけどな。


 ブラックギルドの構成員は、僕とのレベル交換が済み次第処刑するようにお願いしている。

 まだまだストックはある。


 最大MPが少し上昇している。

 やはり存在が格上のものを倒せば上がるっぽい。



◇◇◇



 今度は2階のエリアに会いに行こう。

 S級は統括部長的な人がいないので、特別な報告は1階の統括部長に言うしかなかったのだ。



「クラウス、お父様から特別依頼が2つ来ているわよ」


「どんなものが来てるの?」


「一つは、魔の聖域を横断する交易路のカイル帝国側の砦に書状を届けること。もう一つは、浮遊スキルによって国全体の地図を作成すること」


「どちらを先にすればいいのかな?」


「魔の聖域がらみが先でしょうね」


「じゃあそっちからだね」


「その依頼はまだ追加があってね。できるだけカイル帝国を見て回ってきておいてほしいとのことよ。特に、帝都チェルウッドの帝城は必ず、と」


「わかった」


「今から行く?」


「うん」


「これが書状よ。それと、砦の指揮官から受け取りのサインを貰っておいてね」


「わかった」


「気をつけてね」


「無理はしないつもりだよ」




◇◇◇




 ミストラルさんにまたしばらく王都を空けると連絡し、南東のサウスタウンまで転移する。


 サウスタウンは、スパイト王国と国境を接する街だ。

 ここで出国の手続きをする。

 とはいえ、国使のメダルを見せるだけであまり時間がかからず通ることができた。



 初めてスパイト王国に入ったけど、魔力が澱んでいるのがはっきりわかる。

 ヴェルーガの魔法に関する経験があるからだろう。

 エルフの魔力はユグドラシルのそばにいるためか、とても清らかで透明なサラリとした魔力だが、スパイト王国に漂う魔力は汚く濁り、腐り切ってネバネバする感じだ。


 僕はすっと浮遊し、自分の周囲に清浄結界を展開しながら上空を通過していく。

 正直降りたくない。

 クラウディアさんが呪われた地と表現したのがよくわかる。


 スパイト王国の上空を横切った後、カイル帝国の関所で降り、入国の手続きをする。

 これも国使のメダルがあるため、さほど時間がかからず終わった。


 そこから北西にある、魔の聖域から帝国を守る辺境の砦に向かう。


 あまり治安が良くない。

 王国にはない奴隷がいるせいだろうか。

 道端の浮浪者も多かった。

 孤児院や救護院もあるが、あまり機能していないようだ。

 弱肉強食を地でいく感じだ。

 帝国への不満も多かった。

 レジスタンスもいるが、首領はなんと現皇帝の弟だという。

 身内に反抗されているなんてよく帝国を維持できているな。

 王国の反王族派が可愛く見えるよ。



◇◇◇



 ゆっくり2日ほどかけて目的の場所に着いた。

 砦の門番に取り次いでもらう。


「ティンジェル王国から参りました。我が国王からの書状を持参しております。これが私のノーブルカードです。王国の使者の証しもあります。指揮官に取り次いでいただきたく存じます」


「何っ! こんなガキが伯爵だと? ……いや、失礼しました。しばしお待ちいただけるか?」



 あ、なんかこんな扱い久しぶりだ。



 いつもお読みいただきありがとうございます!

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