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更に時は過ぎていった。
どのくらい過ぎたのだろう。
信一は、週末、居酒屋で仕事帰りに飲んでいた。携帯にラインが入る。エミからだ。
「明日、うちに来る時、スーツじゃなくていいけど、小綺麗な服装で宜しく アーメン!」
(宜しく アーメン……って、あいつ、俺のこと、最近、絶対にバカにしてるな(--;))
信一は、エミに、実家が教会で自分が神父だったことを言うと、そうだったの?!と何故かスゴく笑われ、背中をバシバシ叩かれた。それ以来、こんなふうに、たまにイジラレル。
棺桶で寝なくていいの?とか、
ニンニク食べれないの?とか。
ドラキュラじゃない!と言うと、やっぱり彼女は大笑いする。
目の前の日本酒をチビりと、信一は、飲んだ。
ナンコツの唐揚げが美味しい。
彼のことを知らない人が、彼を見た時、誰も彼が神父だったとは分からない。
決して分からない。




