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信一は呟いた。
「……なんか恐い話だな……でも、バーサーカーにおいて、そんな仕掛けがあったとして、それは確かだとして町田さんが、本当に、それに関わったという証拠はないんだろ?それは、じいちゃんの推測だろ?」
「そうだ。だから、お前に提案したいんだ」
「提案?」
「町田が、仕組んだか、どうかの事実。
バーサーカーから消えた島田くんが今、どうしているのか?
田原くんの回復の見込み。
私は各々について調べあげて紛れもない事実を知る力がある。
信一、おまえ、どれも気になるだろ?だから、提案する。各々の事実、一つを30万円の支払で、お前に教える。どうだ?」
信一は、そう言う祖父を見た。真顔だった。
しばしの沈黙の後、信一は言った。
「じいちゃん、正直に言う。俺は、出来たら、それら3つの事実を全て知りたい。でもね、そんな、お金、持ってないよ」




