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大丈夫って言われたいだけ、でもいいでしょ  作者: 佐和多 奏


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3/4

駿太も俺も、絶対

駿太は俺が模試の結果が悪かったことを察したのだろうか。少し身を引いた。

「おれ、春高いけないかもしれない」

その言葉を聞いて、駿太はこう言った。

「……大丈夫だよ」

そう、一言言われただけだった。


次の日の部活で、俺は全中予選のメンバーに選ばれなかった。


「俺さ、全中予選、メンバーに選ばれなかったんだ」


隣の高校の駿太にそう言われた。


「大丈夫だよ。春高は、バレー強いから。お前は、春高に入れる保証があるから。俺は……」


「……裕翔は、英語と数学強いじゃん。弱い教科は理科社会。俺は知っている。理科社会なら、挽回できる」


確かに、駿太が言っていることは事実。力がつくのが遅い英語と数学を中心に勉強してきて、理科社会ならあとでもどうにかなるって。それでも、不安、で。やっぱり模試が低く出ると、不安で……。


「不安そうな顔すんな。お前は絶対、大丈夫だから」

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